別居と娘の摂食障害 | メルボルン ベビーシッター&子育て奮闘記

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オーストラリア メルボルンにて、2009年2月生まれの娘ローズと、2013年8月生まれの息子ディー君の子育てに励む日々。

メルボルンでベビーシッターサービスを提供しています。

今日は、あまり触れたくなかった、でもみんなが心の底で思ってるであろう話題に

触れてみることにしました。。。

 

 

夫と別居して数か月で、娘が摂食障害を患ったのって、

完全にそのことが原因なんじゃないの???

 

そう実際に多くの人に言われました。お医者さんやカウンセラーにも言われました。

そのたびに、自分の都合を優先したひどい母親のように自己嫌悪に陥り、

精神科医の勧めのもと、わたしが子供たちと一緒に夫の家に1か月くらいステイしたりもしました。

 

でも、5年以上ずっと考え続けて、

離れたほうが幸せになれるって結論づけて実行した別居なので、

一時的に戻っても、辛いことばかり。。。

そのうち、娘が夫を完全に拒否するようになったので、効果がないと判断して、私たちは自分の家に戻りました。

 

娘は完全に心を閉ざして、会話ができない状態なので、

ママとダディの別居が嫌だった?悲しい思いをさせた?と聞いても、

何も答えてくれません。

 

別居したいと言い出したのは私です。

とはいえ、夫婦の心は完全に離れていて、

それでも夫は、家政婦がわりにわたしが家にいれば便利だし、自分は好きなだけ遊びに行けるし、

わざわざ別居しなくても構わないと思っていただけで、

別居になったらなったで、なんの問題もないという反応でした。

 

わたしは悩んで悩んで、お金のことも心配だし、

子供たちのために我慢したほうが良いだろうとずっと思って、

5年以上、いわゆる同じ屋根の下の別居状態で過ごしてきたのですが、

 

コロナによる長い長いロックダウン中、子供たちもダディと過ごす時間が辛くなり、

子供たちから、「ダディと離れたい」と言ってくれたことで、決心がつきました。

 

ギリギリまで頑張って、妻としての務めはちゃんと果たしていたし、

子供たちのことはほぼ100%わたしがしていたし、

「やり切った!」という感じで、すがすがしく、羽が生えたように自由な気分になり、

子供たちとの新生活を楽しんでいました。

 

ずっと望んでいた生き方ができるようになり、幸せでいっぱいでした。

 

でも、それからほんの半年ほどで、娘が心を病んでしまったのです。

 

娘は口では、「自由になれてうれしい」とか、「自分の部屋が持てて幸せ!」とか言っていましたが、

(それまでは、ダディがメインベッドルーム、そして小さなベッドルームを娘、息子、私の3人でシェアしていましたあせる

 

やっぱり、思春期の真っただ中、両親の別居というのはショックなことだったんでしょうか。

 

物価高騰の中シングルマザーとなったので、わたしも仕事も増やさなくてはならず、

それで子供たちに寂しい思いをさせたのでしょうか。。。

 

わたしの決断が、娘の心を傷つけてしまったのかと、

自分を責めてばかりで、この1年間、辛い日々を過ごしました。

 

でも・・・拒食症には本当にいろんな原因があり、いろんな要素が絡み合っていると思います。

周りが言うように、たとえ私たち夫婦の別居が一因だったとしても、

でも、わたしが自分の幸せ、そして子供たちの幸せも考え、一歩踏み出したことは、

そんなにダメなことだったんでしょうか。

 

わたしも、幸せになる権利はあるんじゃないかな。。。

最近、ふとそう考えるようになりました。

 

娘の病院や治療に関してのこと、日々の看病、そして今タームから始めたオンラインの学校のことは、

100パーセント私が担当しています。

娘は、病気になってから、私以外の人とは一切話をしません。

 

そんな状態で夫も家にいたら、「どうして私ばっかり!」というストレスがあったと思うし、

今よりももっと、優しいママでいることが難しくなると思う。

 

ママの幸せが子供の幸せ、、、それはわたしがずっと信じていること。

その思いが、わたしの別居を後押ししました。

そして、自由になったとき、わたしは確かに幸せをつかんだと思いました。

 

今はもちろん幸せとは程遠い日々だけれど、

でも、必要以上に自分を責める必要はないかなと思うようにしています。

 

いつか、何が原因だったのか、何を考えていたのかを話してくれるといいなと夢見ていますが、

今は、原因より何より、1日1日、弱った心臓が何とか持ちこたえ、今日も生きていてくれること、それだけが目標です。

 

 

母親が自分自身を責め続けることは、娘の回復の障害になると、いろんな本で読みました。

周りの人も、別にわたしを責めているわけではなく、

原因を探って助けようとしてくれているだけなんだと考えて、

別居と娘の病気の関連性は、いちど忘れるようにしようと思いますニコニコ

 

自分の心も守っていかないと、長い看病生活、乗り切れません。

自分を責めることを、すこしづつやめていきたいですおねがい