現在、昼間はまったく仕事をせず、拒食症の娘の看病にかかりっきりです。
過去1年間、入退院を繰り返してきた娘。
今回、退院してから家で4週間を過ごし、最高記録を達成しました!
これまでは水もなかなか飲めないので、1週間か2週間で病院にもどらなければならなかったのが、
15回の入院を経て、家で水を飲み、ヨーグルトやベビーフードなどの流動食がすこし食べれるようになり、
4週間ずっと家で過ごせています!
そして、記録はまだ更新中
でも、病院のようにチューブから食事を流し込めるわけではないので、
家での食事は本当に壮絶です。。。食事の時間になるとストレスで自分を痛めつけるので、まずはそれを止め、
なだめて席に座らせるまで30分以上。自分でスプーンは持てないので、赤ちゃんに離乳食を与えるように
わたしがスプーンを口までもっていきますが、一口目の口が開けられるまで10分はかかります。
一口ずつ、辛抱強く食べさせ、一回の食事が2時間。
それを1日3回。それでも1日400キロカロリーも取らせられません。
週に2回はナースの検診(体重チェックと、心拍、血圧の検査。病院に搬送されるかどうかのギリギリの値を4週間保ってきました)
そして週1回は専門家とのミーティング。
鬱もひどく、人とはまったく会えません。ダディと会うことも一切拒否し、ドクターにもナースにも一言も発することなく、
話すのはわたしだけ。
自傷が絶えないため、一人でおいておくことはできません。とはいえ、息子のお迎えや買い物などで短時間一人にすることはあります。でも気になって気になって、何度も電話して無事を確認する状態。
わたしは、自分の時間は、皆無です。
家にいるときも常に娘の状態に気を使い、寝ている時だって、息をしているか確認しにいったりします。
何も建設的なことをせず、毎日、辛い日々をただただ繰り返していて、
自分の楽しみも、したいことも、すっかり忘れてしまって、
とにかく娘を死なさないように、どうすれば良くなるのか誰も教えてくれないけれど、
とにかく今日も生きさせるために必死に頑張る日々。
せっかく楽しんでいた保育園の仕事も1年休んでいます。
自分のお友達とのキャッチアップもずっとできてない。
社会から切り離されたような感覚。
そして、別居中の旦那からも、だれからも、このしんどさを認めてもらえません。
娘がリトルマーメイドの映画を観たがったので、先週末に観に行ってきたのですが、
息子は興味がないというので、その間旦那に預けることにしました。
それが不満だったのか、
「ローズは学校も行ってないし、君は仕事も何もしてないんだから、平日昼間に行けばいいじゃないか。」だって。
もう、彼に認めてもらおうなんて気持ちは何年も前に失せて、そんな人だってわかってるけど、
それでもそういう言い方をされると悲しくなる。
何もしてないって言われる。
フルタイムのワンオペ看病は、本当に本当に大変なのに。。。
・・・この感覚、自分時間がゼロで、本当に大変なのに、何もしてないって思われて、
だれにも感謝されず、認められず、
自分に価値がないように思えて、社会から切り離されたような気分、
思い出した。専業主婦で、赤ちゃん育児してたときに、まったく同じ気持ちになっていました
子供たちがすくすく育って、幼稚園に行き、学校に行くようになり、しっかりした自立した子になってくれて、
わたしも仕事ができるようになって、平日昼間に自由時間も持てるようになって、
すっかり忘れてました。
そうだ、まさしく、この辛さでした。
何もしない旦那で、本当にワンオペで、文句だけ言われて、本当に本当に辛かった。
そして、この辛さをばねに、こんな思いをしているママの手助けがしたいと思って、シッターサービスを始めたんだった。
本当に久しぶりに、この感覚をまた味わっています
でも、あの頃のわたしとの違いは、どんな瞬間も、ずっと続くわけじゃないってわかってるってこと。
あんなに辛かった新生児、乳児育児も、今思うと本当にあっという間に過ぎ去り、
戻れるものなら戻りたいって思う。
今の看病生活には戻りたいとは思わないだろうけど、でも、こうやって娘と毎日一緒に過ごせること、
今の14歳の娘との時間、これは今だけ。
病気は、たぶん何年も長い闘病になるだろうけど、でもきっと永遠ではないと信じたい。
そして思い返したときに、この期間、自分が何もしてなかっただなんて思わない。
すごくすごく頑張ってきたし、きっと、ものすごくスローペースだけど前にすすんでたって、思い返せるはず。
毎日わたし何してるんだろう、
今日何したんだろう、、、
そう思って辛くなっている、育児中のママたちの気持ち、
久しぶりに思い出せる良い機会になった。
そして、自分も含めて、そんな思いに苦しんでいる孤独なママたちに、
大丈夫、毎日、前に進んでるよ!って言ってあげたい
今日も、子供が生きてる。それだけで素晴らしい努力なんだって、言ってあげたい
今日も、がんばろう。