シッターをしていると、
お子様がいうことを聞いてくれなかったり、いたずらばかりすることも
もちろんあります。
そんなとき、「厳しく言ってくれていいですよ」とか
「悪いことは叱ってください」と、ほとんどの親御さんは言ってくださいます
でも、危険なことや他の人を傷つけるようなことは、私もしっかり厳しく言いますが、
その他のしつけや生活習慣、礼儀などの面に関しては、自分の子供に対して叱るよりも甘くなってしまうのが常です。
シッターの身で叱るのは、本当に難しい
シッターとして接しているお子さんは、私から見ればお客様です。
大切に、お怪我や不都合のないよう、そして、高いお客様満足(?)を目指して楽しい時間を過ごしてもらえるよう、丁重に接しているのが現状です。
そして、そこにあるのは、「好かれたい」「嫌われたくない」という意識。
お子様に嫌われてしまっては、わたしの仕事が成り立ちません。
小さい子は、無条件で優しい人が好きです。
厳しくすることも愛情だけれど、5歳にもならない子が、「この人は僕のためを思って叱ってくれている!」なんて思うわけがありません。
厳しくされれば、「この人コワイ!この人嫌い!」になってしまうのです。
それを恐れて、なかなか厳しくできないのかもしれません。。。
しかし一方、自分の子には、、、、
めっちゃ厳しいです。コワイママです。
めちゃくちゃ愛してる子供たちですが、感情もぶつけます。
自分の子供に対して、「嫌われたくない」という気持ちがないのです。
わが子に何と思われようが、わが子の将来のため、子供自身のために必要なことはしつけなければ、と思います。
でも同時に、わが子に「嫌われるわけがない」という自信があるのです
子供たちは、わたしを愛してくれている。こんなうぬぼれと自信があるからこそ、自分をさらけ出せているんだと最近気づきました。
でも、先日 「つ」の魔法♥ で書いたように、
わが子だって、ずっと無条件で母親を愛してくれるわけではないので、
理不尽なしかり方や感情をぶつけることは止めよう!と肝に命じるようになりました。。。
シッターが、教育者であるのか保護者であるのかは、難しいところだな〜、と感じています。
とりあえず、優しいことは不可欠で、
それでも、毅然とした厳しさも必要なんだと思います。。。
叱り方については、日々、勉強と試行錯誤です。
それでも、シッターとしてお仕事をするようになって5年が経ち、
すこしづつ、自分に求められていることが分かるようにもなりました
より良いシッターになれるよう、
ますます、頑張っていきたいと思います