これからのわたしの生き方(2) | メルボルン ベビーシッター&子育て奮闘記

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オーストラリア メルボルンにて、2009年2月生まれの娘ローズと、2013年8月生まれの息子ディー君の子育てに励む日々。

メルボルンでベビーシッターサービスを提供しています。

前回の、終活に関する記事の続きです)

実際、今の私は本当に本当に幸せで、
ずっとずっとほしいと思ってきた二人の子供に恵まれました。

この子たちがこれからの人生、愛情に包まれて幸せに不便なく生きていけると保証されているのであれば、万が一明日死んでしまっても、もう後悔はほとんどないと思います。


まだ30代の女性として恥ずかしい話だと思うのですが、
これから子供の成長を見守り、手助けする、という目標以外に、そのあとにやりたいことも、計画も、何にもないのが現状です。

とにかく、少なくとも、子供たちが成人するまで、あと20年は生きたい、と思っています。
その後も、子供たちが相談したいときにそばにいてあげたいとか、孫の面倒を見てあげたいとか、子供に必要とされるのであれば、生きていたいと思うくらい。

なんだか夢も意欲もない感じですが。。。

でも、これって最高に幸せなことでもあるな、と思います。

前述の20代での病気のときもそうだったけど、それまでの人生を全力投球で、毎日必死に一生懸命生きてきたからこそ、それなりの達成感と満足感を常に持つことができていて、
そこで人生が完結してしまったとしても、自分なりに納得できる。

私は昔から、明日死ぬかもしれない、の心意気で生きたい!と思ってきました。
後悔しないように、休む暇もなく毎日駆け抜けてきた感じ。

そんな人生に心から満足しているし、その中でも特に、母になりたいという夢をかなえることができて本当に幸せですラブラブ

自分のこれまでの人生に満足しているからこそ、今、子供たちのために全身全霊をかけることもできるし、自分の人生を犠牲にしているような思いもない。

私自身は、ほしいものも、したいことも、行きたいところも、もう何もないのです。
これからの人生では、命を与えられている限り、子供たち、そしてできれば周りの人や社会のために尽くしていきたい。


いつからこういう心境になったのか覚えていないけれど、最近そういう思いが強くなっています。
死が近づいてきているのかしら、と考えることもあるけれど、でもそういう心意気のほうが、かえって長生きしそうな気もします。

地味で夢もないんだけど、でもこんな風に生きるのも悪くないなあ、と思っています。


今やりたいと思っているのは、モノを減らすこと。
もっと身軽に、本当に必要なものだけに囲まれていたいと思います。

いつもは帰省時に日本でいっぱい買い物するんだけど、今回は子供たちのものだけ。
自分のものは、もう増やしたくないなー、と考えています。

びっくりするくらい、ファッションへの興味も欲もなくて。。。
洋服を買いたいと思う気持ちは、もう完全に消えてしまったようです。
美味しいものも、これまで十分食べたしな~。
本はたくさん読みたいと思うけど、今はネットでも読めるしね。

(今のところ)健康な体があって、
住むところがあって、家族がいて、
食べるものに困ることも、身の危険もなく、毎日を過ごせる。
もうこれだけで、十分ありがたいし、これ以上は何もいらない、と思うのです。

これからの人生、これまでよりもシンプルに、そしていつも笑顔で幸せに過ごせればいいな、と思います音譜


すごく長くなってしまったけど、ひとりごとでした。。。