性暴力と正義 | パンセクシュアルで四児の母☆よしのあいのブログ

パンセクシュアルで四児の母☆よしのあいのブログ

にじの絲 代表理事☆有機野菜食堂わらしべスタッフ
性の話とお酒と食べること好きです。

性教育の活動を応援してくれている友人から、貴重なファイルを頂きました。


彼女は、性暴力被害者として長年戦ってきました。


~一部抜粋~
最近になってやっと気づけたことがあります。

 私は自分の中の正義感に随分と縛り付けられて生きてきてしまった。

 手記を読み返して、120点だな。この人。と思いました。

 それは誉め言葉じゃありません。 

正しくあらねばならない。と、思い行動した結果、仕事のスカウトをバンバン受けたり、お店が繁盛したりという良い結果も生まれましたが、いやはや、敵の多い十年間だったな。と振り返ります。

 【正義】の対義語には【悪】があります。

 自分を正義と位置付けることは、誰かを悪ととらえることにつながります。常に、自他をジャッジしながら生きているのです。

 そして【悪】になりたくない思いから生まれる【正義】は、その人自身を縛り、心の自由を奪い、その憤りが外に向かい、自分が【悪】と位置付けるものを責める。

 しかし、その【悪】への怒りは、本当は、自分自身の本質的な自信の無さや、さみしさ、悲しさの権化なのですよね。

 私は、事件とその後の不祥事、闘病、裁判を経て、確かに成長もできた。たくさんの人と接することができた。感謝を思い出すことができた。

 でも、あまりに出来すぎた正論を唱えた結果、過ちを許さない自分が生まれてしまっていた。

 試しにやってみた農業は、被害者支援以上にセンスが一ミリもなくて、先生が種を取るために残しておいた万願寺唐辛子を根こそぎ収穫してしまったりと、失敗ばかり。飲食だったら100点目指して突っ走ってたのが、30点も取れない。30点も取れないのに、許されて、そこにいる。

 そんな日々が、ゆるり、ゆるり、と正義という幻想に縛り付けられてきた自分を徐々に溶かしてくれました。

以上


単なる裁判手記ではなく、ストーリー性があって引き込まれるし、
この長い戦いを通して、彼女が得たものや気付きについて、

正義って、何だろう?
善悪って、何だろう?

深く考えさせられました。


戦いって、誰かが終わらせてくれるのではなく(強制終了入る時もあるけれど)
自分で気付いて終わりにしなければ、終わらない。


一生、戦い抜いて終わるのか。
一生、平和に笑って暮らすのか。


時には戦うのもありだとは思うけれど、やっぱり平和がいいなぁ。

正しい母親になろうと必死にもがいていた時は、結果的に正義を振りかざしていたなと思う。

正しい母親をやるということは、正しい子どもを強いることにもなりかねない。

正しさを求めると、生きづらさを感じる。

私が伝えたいのは、正しい子育てでも、正しい性教育でも、正しい食生活でもない。

経験上たくさんのサンプルをがあるから、そんな話から気付きを得てもらったら嬉しいなと思っている。

☆☆☆☆☆☆


「腸感覚の目覚めと菌活」おはなし会
~食生活と性生活のカンケイ~
10月11日(水)10時~12時
@埼玉日高 まるさんかくコーヒー
https://smart.reservestock.jp/event_form/211592

初開催✨
zoomで全国どこからでも!
第1回目は、
性を伝える絵本「わたしのはなし」
読み聞かせ&シェア会
10/13(金)13:00~13:40

初開催✨
「大人の男性へ伝える性教育講座」
10/22(日)10時~13時
@埼玉

第二回「心のストレッチワーク」
チャクラ瞑想(第一チャクラ)、グラウンディングなど
10/25((水))10時~12時
@埼玉ときがわ

zoomで全国どこからでも!
第2回目は、
性を伝える絵本「ぼくのはなし」
読み聞かせ&シェア会
10/27(金)13:00~13:40

LINE@はじめました❤️
http://line.me/ti/p/%40ttj6146z