- 山魔の如き嗤うもの (講談社文庫)/三津田 信三
- ¥860
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<あらすじ>
忌み山で続発する無気味な謎の現象、正体不明の山魔、奇っ怪な一軒家からの人間消失。刀城言耶に送られてきた原稿には、山村の風習初戸(はど)の“成人参り”で、恐るべき禁忌の地に迷い込んだ人物の怪異と恐怖の体験が綴られていた。
『首無』に並び立つ刀城シリーズ第四長編!!
<私の簡単なあらすじ>
・首なし死体
・六地蔵の童歌
・戦後まもない時代設定(多分!)
・忌み山での山魔伝説
そんな感じで殺人とか色々盛りだくさん!!
<個人的な感想>
人に借りて読んだ本で、いきなりシリーズ第4弾。
でも第1弾から読んでなくても、違和感なく読めました。
この本で一番引き込まれた部分は、冒頭の「忌み山の一夜」でした。
この部分は探偵役の刀城言耶に送られてきた原稿で、
村の風習である「成人参り」について描かれているんですが・・・
なんとも不気味で、怖かったです。
(この部分を読んでいた時、外が嵐と雷で最高のシチュエーションで読んでいたということもありますが)
この章を読み終わっても、
ドキドキがしばらく止まりませんでした。(´・ω・`; )
この部分だけでも読む価値あり!!
なんて思うぐらいです。
では探偵役の刀城言耶(とうじょうげんや)についてですが・・・
初見でこの名前を目にしたとき、
「何だ?この厨二病な名前は。ラノベの主人公かっ!!」( ´,_ゝ`)プッ
と思ってしまいました。
でも内容は全然厨二じゃなかったです。
すみません・・・(_ _(--;(_ _(--; ペコペコ
しかしこの本、すごく面白いのですが、
面白いがゆえに残念に思うところもありまして・・・
まずは幻想小説家である刀城言耶と女性編集者(名前忘れた)
との会話。
この二人の会話は、コントのような?軽快なトークが
展開するらしいのですが・・・
あんま面白くない・・・ (´・ω・`)
第4弾ということもあり、この二人のやりとりも端折られている・・・
(面白くないから端折られているのかな?(;・∀・))
本編とは関係ないのですが、登場人物の素の部分が読み取れる
サイドストーリー的なものが好きな私には物足りないと感じる部分でした。
あとひとつは刀城言耶の謎解き披露の過程で、
刀城言耶自身が自分の推理を覆すんですよ。
それは二転三転する。って言っていいのかなー??
と疑問に思う部分でした。
二転三転するんなら、もっと上手な導びき方があったんじゃないかな~
なんて身勝手に考えたりするんです。
でも最後の最後の部分。
不思議な感じで終わるのは個人的に大好きです!!
最初の部分と最後の部分は、ドキドキが止まらない作品でした。
