先日、こども達へのグリーフケアをされている団体が主催をしている「大切な人を亡くした若者のつどい」に参加しました。

このような会をずっと探していて、けれどどこもコロナでお休みをしていたので、やっと参加できてうれしかった。

初めての参加だったのでドキドキしましたが、とても素晴らしい時間を過ごすことができ、出席することができて本当に良かったです。







当日、開催場所に着き、お部屋の椅子に座っていると、なぜかそれだけでもう私は泣きそうになっていて、そんな自分に驚きました。

同じ苦しみを抱えて来られた方々が持つ、深い悲しみを湛えた静かな優しさのようものが、その場のあたたかな雰囲気に満ちているのを感じたからです。

以前、長くグリーフケアをされている先生が、苦しみを抱えて生きている人は何となく分かると言われていたのですが、初めて私もその言葉の意味を少しだけ感じることができたような気がしました。



やっと、ここまで来ることができて私はうれしいんだなと、感情が溢れてくるのは良いことだなと思いながら、会が始まりました。

一人一人の体験をお聞きしながら、立場や環境は違えども、同じ喪失の苦しみと向き合って来られた方々と、ともに悲嘆と向き合うことのできる時間が本当にうれしかった。

人の苦しみに共感し、自分の苦しみを理解してもらえることへの深い安心に、自助グループが果たす役割の大きさに驚きました。

参加者が少ないことをお聞きしてから妹も誘って行ったので、泣きながら自分の痛みを話すことはとても恥ずかしかったけれど、その時思ったことを安心してそのまま話すことができて気持ち良かった。

不思議なことに、この少し前に初めて妹と母が亡くなった時のことについて話していて、会の後もまた様々なことを姉妹で話すことができるようになったことがうれしいです。



そして、大切な人を亡くされた様々な立場の方のお話を聞くことは、たくさんの気づきも与えてくれました。

当時の私の周りの方々を思い出し、あの人もそんなふうに思ってくれていたのかもしれないなと思ったりしました。

自分自身についてだけでなく、自分だけでは知り得なかった相手の気持ちへの理解の助けを頂いたこともうれしかったです。







こころから安心して居られる場所の居心地の良さに驚いて、この日私が最も強く思ったことは、このような安心して居られる場をつくる人に私もなりたいということでした。

コロナで未だ学びの場も再開されず、なかなか思うようには進みませんが、それもまたゆっくり進んでいけばいいのだよと言われているような気がします。

ゆっくりと、私のこころのペースに寄り添うように、少しずつそんな夢も叶えていけたらいいなと思いますクローバー





クリスマスデザインのカップになったスタバで、妹とお茶して楽しかったですクリスマスツリー