先日、久しぶりにホスピスへチャプレンの牧師先生に会いに行ってきました。
最近、他のカウンセラーのカウンセリングも受け始めたけど、グリーフケアやスピリチュアルケアについての専門的な質問をしたい時は、やはり専門家のチャプレンにお聞きしたくて、お時間を取って頂きました。
私自身のグリーフケアの必要性も感じているし、「いつでも質問しに来てください」と牧師先生から言って頂けたので、これからできるだけ遠慮せずに伺おうと思いました。
先生のお話のなかで、こころに残ったのは
「ちゃんと話を聞けていれば、自然と相手は前向きになっていく
こちらが何かを言うことが、相手が前向きになることでは決してない」
というお言葉でした。
本当にその通りだなって、話を聞くことの大切さ、奥深さを興味深く思いました。
そして、つい役に立とうとしてしまい、be(在る)ではなくdo(する)になってしまう、自分の傷と向き合い続ける必要性を感じました。
グリーフに関する、私の悩み事をお話しすると
「相手が癒されるのは、自分が苦しんだ時だから、そのままで良いんですよ」
と言ってくださいました。
実際に傷ついている人と接する前に、できるだけ自分の傷を癒していたくて、でもどうすればいいか分からなくて困っていたけど
傷ついたことは相手の癒しとなるから、そのままの私でその時々に自分と向き合っていけばいいんだと教えて頂いて、気が楽になりました。
自分のこころの傷に、直に触れることは、苦しい。
ましてや、相手の傷に触れることは、とても怖い…
…怖いけれど、それでも私はこの働きに携わりたいんだなと、こころからそう感じました。
明日は、とうとう精神対話士の実践課程一日目です。
案内が届き、明日は精神対話士で医師の方が講師をされることが分かり、とっても楽しみです
二日目、三日目では、指導精神対話士の方が講師をされるようなので、もう今からお会いするのが楽しみです