映画「メリー・ポピンズ リターンズ」を見ました
日本語の吹替は平原綾香さんがされているので、日本語の歌も素敵
メリー・ポピンズの、いつも冷静な物言いが面白いです
映画を見ていると、子どもの頃の気持ちを、ふっと思い出した気がしました
その頃は毎日、何をして遊ぶのかが一番重要な考え事で、いつも歌っててずっとおしゃべりしてて、たくさん笑ってた
メリーポピンズの、お風呂で冒険するシーンの歌「想像できる?」の歌詞が好きです
"毎日笑って暮らしている人もいる
世界はきらめくおもちゃ箱だと思ってるの
…
毎日発見をする人たちは
大空へ羽ばたくの
…
毎日のすき間に楽しみがあるの
想像できる?"
子どもって、人生を楽しむ達人ですね
子どもにかかると、何でも面白くなっちゃうし、いつだって真剣。
本当は、大人になるともっと世界を楽しむことができるようになったはずなのに、その頃にはその子ども心を忘れてしまう
子ども心って、一言で言うと"純粋さ"かなと思いました。
純粋に何でも楽しむ心
純粋に嫌なことは嫌
そして
純粋に愛する心
純粋さ、そのままに生きてる
たとえ忘れていたって、子どもじゃなかった人は一人もいないのだから、誰の心の奥にも、その子ども心は必ずある
私は、うじうじと悩んだり、ごちゃごちゃと考えすぎたりするところがあるので、そんな時こそ、純真で軽やかな子ども心を思い出そうと思いました
私は、ミュージカルのように、歌がたくさん散りばめられた映画や演劇が大好きです
でも、一つだけ困ることが…
それは、歌のシーンでリズムに乗りたくなってしまい、客席にじっと座っているのが辛いことです
「昔の映画館は賑やかだった」と山田洋二監督は言われていて、その頃楽しかっただろうな
昨日は、メリー・ポピンズの歌を歌いながら愛犬と踊っていると、歌とダンスが大好きな2歳の姪っ子ちゃんが大喜びしてました
小さなお子さんやお孫さんがおられる方は、一緒に歌ったり踊ったりしたら、楽しいかも
上映はもう終わっているけど、DVDレンタルが始まっています
50年前のメリー・ポピンズは見たことがないので、今度見てみようかな
世界には、素晴らしいファンタジーの作品がたくさんある
それは、子どもの心を忘れていない大人が世界にたくさんいるという証であり、そう気づくと、とってもうれしくなりました