前回の記事、『自分の愛を思い出す』の続きです
純粋な愛の自分で在ると、とても心地好く、喜びがベースになります
それまで深く悩んでいたことからも大きな学びを得るので、心から感謝の思いになります
そんな自分の愛を思い出す助けになれたら幸いです…
最近、お友達に「美塾」というメイク講座をされている方を教えてもらい、その方の本を読みました。
ただメイクの上達を目的とするのではなく、まず自分自身を愛し、その人本来の美しさを極めてシンプルなメイクで現すという考え方が、とても素敵な本でした
この本の最後の章に
「世界中の人を愛する」
というワークがありました。
その場で、「世界中の人を愛する」というイメージをするだけです
けれど、そのイメージをしているととても心地好くて、まるで自分の中にある"恐れ"という檻から解放されたような清々しさと、胸の内からあたたかな活力が湧いてくるようでした
このことから私が思ったのは、この愛するというイメージを、自分が愛しがたく思ってしまう人へ向けてするといいのではないかなということです
愛しがたく思う人のことを愛するイメージをする時は、胸の辺りがざわざわするけれど、それもそのままに感じながら続けます。
そして心の中で
「私は、あなたを(○○さんを)愛しています。」
と、伝えました。
私は何度も思い返されて辛い場面があったので、あえてその場面のなかで相手にそう伝えると、涙が込み上げてきて「あぁ、私はこの人のことを本当は愛したかったのだ。」と思いました。
本当は、心の底では誰のことも愛していると分かっていたし、意識の上でも相手を愛していたかった。
けれどどうしても愛せなくて、心と自分が分離していたから苦しかったのであり
イメージから相手を愛することができ、心と自分が一つになったから、とても楽になったのだと気づきました
イメージから相手を愛することができ、心と自分が一つになったから、とても楽になったのだと気づきました
けれどこのワークは、ある程度自分の怒りや悲しみと向き合い、傷を癒した後にした方がいいかもしれません。
傷が深い状態で無理に相手を愛そうとすることは、さらに自分を苦しめてしまうからです
前回の記事で記した「三層の感情」の、表層の"愛さなければならない"思いで愛するのではなく、根源の"純粋な愛"で愛するイメージです
この愛するというイメージは、おそらくとても効果的です
想像しているだけなのに、純粋な愛を体から思い出した時に近い感覚になります。
心地好く、あたたかなエネルギーが湧いてきて、愛や喜びや希望で在る状態です
愛情ホルモンとも呼ばれているオキシトシンは、ペットとの触れ合いや親しい人との関わりにより分泌され、多幸感を得るのだそうですが、そんな幸せな感覚だとも言えるなと思いました
前回の記事が心と体からのアプローチなら、今回は「愛することをイメージする」という思考からのアプローチです
昨日、雨上がりにお出かけしたら、神々しいほど美しい夕陽とダブルレインボーに出会いました
ダブルレインボーは「今まで頑張ってきたことからの卒業と、幸せの予兆という祝福、願いの実現」を意味しているのだそうです
今の私にぴったりで、とてもうれしくなりました