為替ディーラーとかブローカーのディーリングルームはなかなか面白いです。
ビジュアル的には銀行のディーラーより、為替ブローカーの部屋の方が面白いです。
前に書いたのがこんな記事 です。
当時勤めていた為替ブローカーの会社の普段はみられない写真を掲載しました。
やはり特徴的なのは、一度に12社くらいとしゃべる事が出来る特殊マイクと、目の前のボードでしょうか。
手元のスイッチで切り替えながら、自分の顧客(=銀行)全員、もしくは一部の顧客にレートを流します。
レートと言うのは銀行から出された、注文の中からベストビッドとベストオファーを組み合わせて読みます。
目の前にあるボードには自分の顧客から預っているオーダーを書きます。
たとえば買いオーダー赤、売りオーダー青とかフェルトペンの色が決まっています。
皆、円卓とか、正方形に座っています。
同僚同士見えやすいようになっています。
銀行名は省略名が書いてあります。
香港上海だったら「HSBC」とか、農林中央金庫だったら「の中」みたいな感じ。
銀行名を覚えるのも仕事のうちです。
「ネーデルランス・ミッデスタンス」とか、「バンカ・コマンチャーレ・イタリアーナ」「ニャンヤン・コマーシャル」とか未だにそれでいいのかわからないような覚えにくかった銀行名もありました。
で、例えばです。
自分の担当銀行Aに「05(まるご)ビッド ファイブ」と言われたら、例えば100.05銭の500万ドル買いオーダーなので、「A 05 5mio」みたいな感じで、それぞれのブローカーが自分のところのオーダーを手前のボードに書いておきます。
ちなみに1本は100万ドルです。
どこかの銀行に「5 yours」と言われたら、即座にその担当ブローカーは「5 yours」と復唱します。
それ以外のブローカーは自分の担当銀行に「given」と言って、誰かが「05銭の買いオーダーに対して、売り手がついた」事を知らせます。
逆に売りオーダー(オファー)に対して「買い」を表示するのが「mine」、売り手に対して買い手が見つかった事を「taken」と言います。
人気の作家、幸田真音さんの「マイン」はここから取ったとか。
そしてそれぞれのブローカーはそれぞれのボードに書いてある、ベストビッドとベストオファーを見つけ出して、自分の担当銀行につたえます。
こんな 感じ。
手のサイン もありました。
手を外向きにするか、内向きにするかで売り買いの違い、本数を伝えます。
ちなみにビッドをもらった時は、手のひらを上に。
オファーをもらった時は手ひらを下に。
買いたい時は手のひらをこちら向けに。
売りたい時は手のひらを外側に。
新人のうちはとっさに出て来なくて、向きを間違えます。
1-10本までは両手で出来ますが、それ以上は???
それ以上になると例えば二十本は小指と人差し指を使うとか、これまたいろいろです。
このレートを銀行に伝えるのが大変です。
例えば100円25銭買い、27銭売りだったら「25ー27(にいごう にいなな)」みたいな感じで、上記みたいに相手方(出合い)がつくまでずっとずっと繰り返しレートを読み続けます。
指標のときなんかはそれが朝から夜中まで続くので大変です。
相場が動いたりしている時など、トイレに行きたい時は、隣の人とかに任せて、走ってトイレに行きます。
ディーリングルームの上に、電光掲示板があったりしますが、あれは別に現状レート等を入れてあるだけで、それを呼んでいるのではありません。
早く言えば、テレビ向けの飾り。
外国人がいたりしますが、外人ディーラーが相手と言うのもありますが、他の国の支店のオーダーを伝える役目があります。
これをリンクマンというのですが、例えばニューヨーク支店のベストレートを伝えて来ます。
東京は東京でベストレートを伝えますが、各支店のオーダーを組み合わせて、一番良い組み合わせのビッドとオファーを作って、銀行に提示します。
このリンクマンについては、また次回に。
そうそう。上田ハーローさんあたりでは、円卓、見学 出来るようですよ。
セントラル短資さんの会社案内 では冒頭にブローカーのディーリングルームがみられます。
自分たちが取引したものが、業者から銀行にいって、そこからまた銀行同士が取引してポジションをスクエアにしていくところをみに行くのも面白いと思います。
相場が荒れてると皆怒鳴り声になってたりしますが、それ、普通です。
ビジュアル的には銀行のディーラーより、為替ブローカーの部屋の方が面白いです。
前に書いたのがこんな記事 です。
当時勤めていた為替ブローカーの会社の普段はみられない写真を掲載しました。
やはり特徴的なのは、一度に12社くらいとしゃべる事が出来る特殊マイクと、目の前のボードでしょうか。
手元のスイッチで切り替えながら、自分の顧客(=銀行)全員、もしくは一部の顧客にレートを流します。
レートと言うのは銀行から出された、注文の中からベストビッドとベストオファーを組み合わせて読みます。
目の前にあるボードには自分の顧客から預っているオーダーを書きます。
たとえば買いオーダー赤、売りオーダー青とかフェルトペンの色が決まっています。
皆、円卓とか、正方形に座っています。
同僚同士見えやすいようになっています。
銀行名は省略名が書いてあります。
香港上海だったら「HSBC」とか、農林中央金庫だったら「の中」みたいな感じ。
銀行名を覚えるのも仕事のうちです。
「ネーデルランス・ミッデスタンス」とか、「バンカ・コマンチャーレ・イタリアーナ」「ニャンヤン・コマーシャル」とか未だにそれでいいのかわからないような覚えにくかった銀行名もありました。
で、例えばです。
自分の担当銀行Aに「05(まるご)ビッド ファイブ」と言われたら、例えば100.05銭の500万ドル買いオーダーなので、「A 05 5mio」みたいな感じで、それぞれのブローカーが自分のところのオーダーを手前のボードに書いておきます。
ちなみに1本は100万ドルです。
どこかの銀行に「5 yours」と言われたら、即座にその担当ブローカーは「5 yours」と復唱します。
それ以外のブローカーは自分の担当銀行に「given」と言って、誰かが「05銭の買いオーダーに対して、売り手がついた」事を知らせます。
逆に売りオーダー(オファー)に対して「買い」を表示するのが「mine」、売り手に対して買い手が見つかった事を「taken」と言います。
人気の作家、幸田真音さんの「マイン」はここから取ったとか。
そしてそれぞれのブローカーはそれぞれのボードに書いてある、ベストビッドとベストオファーを見つけ出して、自分の担当銀行につたえます。
こんな 感じ。
手のサイン もありました。
手を外向きにするか、内向きにするかで売り買いの違い、本数を伝えます。
ちなみにビッドをもらった時は、手のひらを上に。
オファーをもらった時は手ひらを下に。
買いたい時は手のひらをこちら向けに。
売りたい時は手のひらを外側に。
新人のうちはとっさに出て来なくて、向きを間違えます。
1-10本までは両手で出来ますが、それ以上は???
それ以上になると例えば二十本は小指と人差し指を使うとか、これまたいろいろです。
このレートを銀行に伝えるのが大変です。
例えば100円25銭買い、27銭売りだったら「25ー27(にいごう にいなな)」みたいな感じで、上記みたいに相手方(出合い)がつくまでずっとずっと繰り返しレートを読み続けます。
指標のときなんかはそれが朝から夜中まで続くので大変です。
相場が動いたりしている時など、トイレに行きたい時は、隣の人とかに任せて、走ってトイレに行きます。
ディーリングルームの上に、電光掲示板があったりしますが、あれは別に現状レート等を入れてあるだけで、それを呼んでいるのではありません。
早く言えば、テレビ向けの飾り。
外国人がいたりしますが、外人ディーラーが相手と言うのもありますが、他の国の支店のオーダーを伝える役目があります。
これをリンクマンというのですが、例えばニューヨーク支店のベストレートを伝えて来ます。
東京は東京でベストレートを伝えますが、各支店のオーダーを組み合わせて、一番良い組み合わせのビッドとオファーを作って、銀行に提示します。
このリンクマンについては、また次回に。
そうそう。上田ハーローさんあたりでは、円卓、見学 出来るようですよ。
セントラル短資さんの会社案内 では冒頭にブローカーのディーリングルームがみられます。
自分たちが取引したものが、業者から銀行にいって、そこからまた銀行同士が取引してポジションをスクエアにしていくところをみに行くのも面白いと思います。
相場が荒れてると皆怒鳴り声になってたりしますが、それ、普通です。