父の様子 | 兄ちゃんの肉腫

兄ちゃんの肉腫

男の子二人のシングルママです。
2014年に長男が粘液性繊維肉腫になり、闘病していました。現在は退院して外来で経過観察中です。

昨日、面会に行きました。

入院2日目。

ナースステーションから少し離れた四人部屋。

点滴は水分補給の液のみ。

仕事上がりで7時過ぎだったせいか、父は寝ていた。
声をかけると、サイダーが飲みたいと言うので、支えて飲ませてあげた。凄く美味しそうに飲んだ。食事は取れないらしく病院食は止めているみたい。

痛いところはその時は無いみたいで、ただただ目を瞑って横になっていた。
トイレも間に合わなくオムツで、自力で起き上がれないのに、ベッドがリクライニングじゃないし、固すぎるので、姉に明日看護師にベッドを変えてもらえないか聞いてみてってお願いした。

手首から先が浮腫んでいる。足はそうでもない。お腹は腹水で膨れていた。

テレビも視力がなく観られないのでテレビカードは冷蔵庫に100%使った。

あまり会話も交わすことなく側にいた私。

私の地域の市立病院の総合的な環境を見ると、やはり緩和病棟のある病院に入れてあげたいが、本人が既に転院する体力もないと思う。簡素なベッドやスタッフの質、等々。仕方無いけど、やはりもっとQOLをあげてあげたい。

普通なら自分の家に皆さん帰りたいだろうけど、父は母が居るから多分帰りたくない、と思う。帰ったら逆にストレスが溜まるだろうな。お互い。

冷蔵庫に飲むヨーグルト、ゼリー、大好きなサイダーを入れて帰って来た。

また行くからね。