衰弱 | 兄ちゃんの肉腫

兄ちゃんの肉腫

男の子二人のシングルママです。
2014年に長男が粘液性繊維肉腫になり、闘病していました。現在は退院して外来で経過観察中です。

父に会ってきました。

始めは寝ていました。寒そうに布団被って。
母がクスリとヨーグルトを飲ませると部屋に行ったので、ついていき、身体を起こそうと触った瞬間。

ゴツゴツ骨しか感触がない。

びっくりしました。

何?これ。始めは解らなかった。

布団を剥いだら。手足が骨と皮だけでした。寒いのに何故かランニングにステテコ姿。腹水なのかお腹がぽっこりして。手首から先が浮腫んでいたよ。パジャマを着せてあげました。

私は、泣かないようにするのが精一杯でした。何も言葉が見つからない。

眼も凄く近寄らないと見えないので、手を握りながら話をしました。

母の父に対する接し方は相変わらず冷たく。父もいい加減うんざりしてる。
母も介護疲れで余計に冷たくなっているのだと思う。兄ちゃんや弟くんと父が話をしているとき、邪魔ばっかしてきた。
イラッとしたが、堪えた。


明後日父が入院したら母も少しは楽になる。父も母と距離を置ける。私は、また、子供を連れて今度はゆっくり会いに行きます。