皆様、ごきげんよう
昨日は、娘と老舗呉服店へ行って参りましたので、ご紹介致しますね
「成人式の着物は、いつ頃購入する人が一番多いの」の問いに対して、『成人式の 約1年前である12月 ~1月にかけてです。』とネットで紹介されておりましたが、娘は全然興味を示さなくて、悪戦苦闘
成人式をこれから迎えられます、お嬢様がいらっしゃいますクライアント様も、振袖の記事は興味津々かしら
下記の失敗談に“お母様に安心な呉服屋をお聞きしましたら、『着物ならゑり善に決まっているでしょう』と力強い一言で”と書きましたが、HPを拝見しますと、430年の歴史なの
ビックリ
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今回は、銀座店にお邪魔いたしました
京都からお取り寄せが可能とのことと、担当者の印象が素晴らしかったのよ
手土産は、田園調布のあけぼので、ご用意を致しました
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娘は、好きな色や柄がハッキリしておりますので、違う緊張感が
ご用意してくださいました素敵な振袖に、娘はワガママを言うのよ
白の振袖は、とても華やかで綺麗
実物は、とても上品で素敵な振袖なの
白は珍しいわ
娘も好反応を示しましたが、クール系の娘に合わなくて断念
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私は、藤井先生の赤が絶対に似合うと思い、娘も一瞬ですが好反応で
でも他と被る色は嫌だと、最終的に言われて断念
かなりワガママな態度でしたが、担当者も嫌な顔一つなく、とても親切でした
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でも、藤井寛先生の黒で、落ち着きました
赤も良いのですが、174センチの高身長の娘には、黒がピッタリ
写真で比較しましたら、こちらの振袖も、色とりどりで華やかで、全体的に引き締まる感じ
長時間の試着でかなり疲れましたが、取り合えず振袖は決まり、ひと安心しましたわ
振袖に合う帯を、京都から何点か、お取り寄せになりました
予算もあらかじめ、何となくお伝えしておくと安心
好きな色や柄も、ハッキリとお伝えしたほうが、スムーズかと思います
「きもの」というのは、 お安い買い物ではないだけに、慎重に納得できるものを、選びたいですよね
また、長くお付き合いできるお店選びも大切ですわ

藤井 寛
昭和10年、下絵師 藤井桃陰の長男として生まれる。
昭和34年、同志社大学経済学部卒業。後、父桃陰に師事する。
主な受賞
伝統工芸品産業功労者褒章受賞
主たる作品
一、皇后陛下御訪問着(祥雲重ね)
一、皇后陛下御訪問着(慶雲昌光)
一、皇太子妃殿下御振袖(王朝典雅扇)
一、秋篠宮妃殿下御振袖(琳派百花舞鶴)
一、秋篠宮妃殿下御訪問着(山取松藤長模様)
一、紀宮様御振袖(雲取典麗彩重ね)

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ゑり善について
本能寺の変の2年後にあたる天正12(1584)年、半襟や和装小物を商う店として、ゑり善は創業しました。 屋号は、半襟の「ゑり」と創業者山・善助の「善」に由来しています。
明治時代にはかなり繁盛していたようで、夏目漱石の日誌(明治42年10月16日)や、幸田露伴の「辻浄瑠璃」にも ゑり善の名が登場しています。 大正から昭和の初期にかけては精緻で贅を尽くした半襟が人気を集め、ゑり善の半襟は京都のみならず 全国各地の方からもお買い求めいただいていたようです。
戦後の着物の着付けは襟元を広く開かないものが主流となり、半襟の需要は絢爛な装飾がほどこされたものから 白色の無地のものへと移りました。 大正から昭和初期にかけて高い技術を誇った半襟の刺繍職人の多くはこの時期に引退しました。 ゑり善の取扱い商品も半襟をはじめとする和装小物から、その伝統的な技術・技法を活かした着物や帯などの商いが主流となり、「ゑり善好み」として広く知られるようになりました。

長らくご愛用いただける「ゑり善好み」
京都の華やかで上品な美意識と伝統技術に培われたゑり善の着物は「ゑり善好み」と評され、お蔭さまで今日では着物好きの方々に広く知られる専門店となりました。 今後も装いの喜び、楽しさを発信する店として、お客様のご要望に最適な着物選びはもとより、TPOやコーディネイトのご相談など皆様のお役に立てる呉服店でありたいと願っています。

沿革
1584年(天正12年) 半襟・和装小物の店として創業
1947年(昭和22年) 株式会社設立
1957年(昭和32年) 東京・銀座すずらん通に銀座店開店
1971年(昭和46年) 名古屋・千種区覚王山に名古屋店開店
1987年(昭和62年) 名古屋店 天白区八事に移転
2008年(平成20年) 京都本店 新装開店




HPから、振袖の写真をお借りしました
去年の成人式のお写真を参考までに拝見致しましたら、とても素敵な振袖
絞りの振袖もお上品ね
ハラハラドキドキですございましたが、楽しい一時を過ごすことが出来ましたわ
ゑり善の皆様には、感謝致しますm(__)m


本店【京都・四条河原町】
〒600-8002
京都市下京区四条河原町御旅町49
TEL: 075-221-1618
FAX: 075-251-0263
MAIL: kimono@erizen.co.jp
営業時間:午前10時~午後7時
定休日:月曜日(祝日営業)

銀座店【すずらん通り】
〒104-0061
東京都中央区銀座5丁目6-7(すずらん通り)
TEL: 03-3571-5298
FAX: 03-3289-1762
MAIL: ginza@erizen.co.jp
営業時間:午前10時~午後6時
定休日:日曜日
http://www.erizen.co.jp/


いろいろと百貨店巡りをして、なかなか良い振袖に出会わなくて
実家や親戚に相談すれば良いのですが、娘が私の人脈を使うのを毛嫌いするの
ご贔屓の呉服屋が、高いのを勧めても嫌だなと反発心で、また親戚のおすすめの呉服屋ですと、気を使うので、私が動こうと思いました
私も若い時から反発しましたから、娘が似たのね
気分転換の京都旅行も兼ねて、思いきって京都に行くつもりで、『京都 藤井寛 振袖』と検索しましたお店に、カタログを注文して、翌日にメールで問い合わせをしましたら、お返事がなく音信不通
営業時間内に、何度かお電話しましたら、留守
折り返し掛かってきましたので、京都にお伺いするとの予約を取りました
HPに載っております藤井先生の振袖は、当日用意が出来るのかとどうかを、メールをしましたが音信不通
このまま京都に行くのは、怖いと感じて
京都のお友達に、『京都だから、敷居が高いお返事はのんびりなのかしらそれともタカビー』と相談しましたら、『怖いから、調べてあげるね』と親切に動いてくれて、すぐに彼女のお母様に安心な呉服屋をお聞きしましたら、『着物ならゑり善に決まっているでしょう』と力強い一言で
それで、今回の動きになりました
ゑり善は、予約した後に、ご丁寧に担当者の直筆の素敵なお手紙を、頂きましたわ
比較しては失礼でございますが、音信不通のお店から、カタログは届きましたが、カタログ以外は印刷した紙が一枚
キャンセルのメールにも音信不通
メールのお返事は、一度もなく終わりました
失敗談もご参考になれば、幸いでございます

最後までご覧いただき、有難う存じます
また更新致しますね