フジテレビでは、2024年7月期の木曜劇場として、松岡茉優さん主演のオリジナルドラマ『ギークス/GEEKS』(仮)を放送することが決定いたしました。
松岡さんは、今作でフジテレビのGP帯連続ドラマ初主演となります。タイトルにもなっている「GEEK(ギーク)」とは、言うなれば賢いオタク。
好奇心旺盛で、卓越した知識や技術を持っているのに、人間関係を苦手としている人たちのことです。
本作は、頭は切れるのに人間関係に難アリな警察署勤務の女ギークたちが、週末の井戸端会議で事件解決をスーパーアシストしてしまう、新感覚の“井戸端謎解きエンターテイメント”。
気になる3人のギークを演じるのは、松岡茉優さん、田中みな実さん、滝沢カレンさんの「ありそうでなかった」トリオ!
この夏、松岡さん×田中さん×滝沢さんの“はぐれ者トライアングル”が織りなす、キュートでちょっとだけこじらせた日常&痛快な謎解きストーリーが幕を開ける!

今作は、ノー残業をモットーとする警察署勤務の3人の女ギークが、腕と好奇心とほんの少しの正義感で定時までに事件を解決する痛快エンタメドラマ。
彼女たちにもそれぞれ得意分野があり、松岡さん演じる主人公、西条唯(さいじょう・ゆい/29)は、優れた記憶力を持ち、物事の細部を即座に把握できる、高い証拠分析能力の持ち主。
田中さん演じる産業医・吉良ます美(きら・ますみ/35)は、プロファイリングもお手のものの心理分析のプロ。
滝沢さん演じる交通課員・基山伊織(もとやま・いおり/28)は、地域の情報すべてが頭に入っているほど地理に精通しています。

そんな彼女たちは毎週金曜日にお決まりの居酒屋に集まっては、職場や人間関係の愚痴に花を咲かせるのが日課だった。
するとそこに、刑事たちが頭を悩ませているという、ある事件が持ち込まれる。
3人のギークがちょっとした謎解きのつもりで、それぞれの知識を元に捜査の違和感や矛盾点を指摘すると、やがて意外な事実が発覚…。
彼女たちの井戸端会議が、事件解決をスーパーアシストしてしまう!
しかし、そんな知識の持ち主のギークでも、プライベートでは悩める普通の女性。
事件解決の手柄には興味がない彼女たちにとっては、不器用すぎる恋愛や、コミュニケーション下手ゆえの人間関係のトラブルの方が難解すぎる大事件だった…!?

持ち前の知識と技術で難事件をひっそりと解決しつつも、仕事でもプライベートでも難がありすぎて何かとこじらせる3人のギークたち。
一筋縄ではいかない彼女たちの厄介な生き様をキュートでコミカルに描きつつ、時には痛快に事件を解決する新感覚エンターテイメントがこの夏スタートします!
 
 
 
 
ある居酒屋で、小鳥遊(たかなし)警察署に勤める三人の女性がとりとめもなく話している。
一人は鑑識官の西条唯(松岡茉優)。二人目は医務室の産業医、吉良ます美(田中みな実)。
そして三人目は交通課の基山伊織(滝沢カレン)。そこへ、刑事の芹沢直樹(中村蒼)がやって来る。彼は今、ある不思議な殺人事件を捜査していた…。
 
 
 
その事件は、豪華な披露宴会場で起きた。
新郎は、元サッカー日本代表選手の柘植仁(味方良介)。
新婦は、控えめな性格の令嬢・浜辺理子(石川恋)。余興の最中、赤いひょっとこのお面を付けた男が飛び出し、理子にナイフを突きつけた。
男は柘植に「今すぐ5千万円を用意しろ」と告げる。柘植は金には困っていないはずだがその要求を断る。
あまりの状況にこれを“ドッキリ”だと考えた参列者たちが犯人に“帰れコール”を送ると、その瞬間、会場が真っ暗に。
電気が点くとひょっとこの姿は消えていた。
披露宴が安堵の空気に包まれたのもつかの間、会場の外から叫び声が!トイレで、スタッフの男が血を流して死んでいたのだ…。
 
 
芹沢は犯人の逃走経路に頭を悩ませていた。
しかし、話を聞いていた三人が井戸端会議のように捜査上の気になる点を話していると、西条がある疑問をつぶやく。
「(犯人は)逃げてないんじゃないですか?」。芹沢はその言葉にヒントを得て、急いで店を出て行く…!