(78) 
7月1日(月)
午前7:15〜午前7:30(15分)
雀蓮(三林京子)のお告げは、「怖い絵はあかん。
昔の絵を描きなはれ」。
黒田(國村隼)は、「若侍七変化」をリメイクする、と決める。
杉本(堺雅人)は、錠島(長嶋一茂)には若侍は無理、と反対するが、黒田は「台本を書き直せ」と譲らず、椿屋に脚本の岩本(朝倉伸二)たちを集めて、台本を書き直す。
撮影が始まり、美月(岡本綾)はエキストラで参加。
殺陣は古く、錠島に若侍の設定は無理があり、白けた雰囲気で撮影は進み…。

(79) 
7月2日(火) 
午前7:15〜午前7:30(15分)
酒乱気味の笹守(戸田都康)が泰子(内田直)を迎えに来るが椿屋に入れず、カツドウ屋では晋八(仁科貴)に追い出される。
滝乃(大竹しのぶ)はもう一度話し合うよう泰子に話すが、泰子は言うことを聞かない。
年末まで撮影は続き、美月(岡本綾)がカツドウ屋で大部屋俳優たちと忘年会をしているところに、錠島(長嶋一茂)と樹里(井元由香)が現れる。
そこに錠島に呼び出された杉本(堺雅人)と関川(石井正則)もやってきて…。

(80) 

7月3日(水) 
午前7:15〜午前7:30(15分)

錠島(長嶋一茂)を平手打ちして、カツドウ屋を飛び出す美月(岡本綾)を追いかける杉本(堺雅人)。
美月は錠島を変えたい、という思いを杉本にぶつけ、杉本は美月を抱きしめる。
年が明けて、「若侍七変化」の放送が始まり、視聴率は散々だった。
美月が幸太郎(佐々木蔵之介)に相談すると、幸太郎は、あきらめるなと声をかける。
笹守の彰(戸田都康)は酒乱を反省し、出て行った泰子(内田直)に帰ってきてほしいと椿屋に来て…。

(81) 

7月4日(木) 
午前7:15〜午前7:30(15分)

3年後。錠島(長嶋一茂)は大京映画を辞めて東京へ出ていたが、美月(岡本綾)は消息も知らなかった。
樹里(井元由香)はドラマの主演を務めるようになり、京都での撮影の時に椿屋に泊まりに来る。
樹里が美月と話したいと言い、美月は杉本(堺雅人)は最近助監督をしている、と話す。
晋八(仁科貴)は映画村でアルバイト。
樹里は椿屋で働く美月に、付き人になって東京に来ないかと誘うが、それを聞いた滝乃(大竹しのぶ)は…。

(82) 
7月5日(金) 
 午前7:15〜午前7:30(15分)
美月(岡本綾)が杉本(堺雅人)のおにぎりを握っていると、滝乃(大竹しのぶ)が来て、おにぎりはそんなに力を入れると美味しくないと言う。
愛子(賀来千香子)は、もっとしっかり握らないとくずれる、と言い、相変わらず言う事が正反対の二人だった。
大京映画では、日高(多賀勝一)が監督復帰で、女郎屋のセット。
大部屋俳優たちが、セットの片隅からカツドウ屋へ移動して情報交換していると、樹里(井元由香)が顔を出し…。

(83) 
7月6日(土) 
 午前7:15〜午前7:30(15分)
樹里(井元由香)が美月(岡本綾)を東京へ連れて行くんじゃないか、と騒ぐ滝乃(大竹しのぶ)を、愛子(賀来千香子)と春夫(段田安則)は、美月に任せておいたらいい、と冷静になだめる。
樹里は美月に、杉本(堺雅人)が好きなんだろう、自分も杉本が好きだと話し、美月を混乱させる。
美月がサンドイッチを差し入れても、無反応なスタッフたち。
大京映画は倒産の危機に瀕していて、黒田(國村隼)は雀蓮(三林京子)に…。