2024.05.27(月)よる10時 ON AIR

高美(小市慢太郎)の脳に腫瘍が見つかり、料理人の命綱である嗅覚が失われる危機!
ミヤビ(杉咲花)は記憶障害が改善したのも束の間、記憶がすり替わる症状が頻発して…
抗てんかん薬を増やしたことで、断片的ではあるものの、前日のことを覚えていられるようになったミヤビ(杉咲花)。本人はもちろん、森(山谷花純)や成増(野呂佳代)ら、これまでミヤビを支えてきた医局のメンバーもうれしくてたまらない。しかし唯一、三瓶(若葉竜也)だけは、記憶障害の改善の仕方に違和感を覚え、表情が晴れない。
 
 
 
 
そんななか、ミヤビのお祝いも兼ねて、高美武志(小市慢太郎)が営む居酒屋『たかみ』をいつものように訪れた一同は、料理の味がいつもより濃いことに気づく。ミヤビの勧めで検査をしてみると、脳に髄膜種(ずいまくしゅ)という腫瘍があり、その影響で嗅覚が落ちて味つけが濃くなったことが分かる。手術は可能だが、腫瘍切除の際に神経が傷ついて嗅覚を失う可能性が高く、極めて難易度の高い手術になる。しかし手術をしなければ、やがて命にも関わる。料理人として究極の選択を迫られた高美は…。
 
 
 
一方、ミヤビは前日の記憶こそ残っているものの、その内容に間違いが多いことに気づく。ついには、治療中に患者を取り違えそうになり、恐怖で立ち尽くす。三瓶は、脳の中で記憶がすり替わる“記憶錯誤”が起きている可能性を示唆するが、残念ながら治療法は解明されていないという。新たな壁に悩まされながらも、高美に寄り添いたいと思うミヤビは…。