2024/5/27 (49) 
美月(岡本綾)は滝乃(大竹しのぶ)に、椿屋を継ぐために別れた人のことを聞く。滝乃は答えず、今は美月の話だと言うが、美月は錠島(長嶋一茂)のことが好きだ、と迷いなく答える。愛子(賀来千香子)は春夫(段田安則)に、滝乃と恋愛してたのか、と聞くが、春夫は愛しているのは愛子だけだ、と答え、昔のことは誤魔化す。悩む美月は錠島のアパートを訪れるが不在。梓(茂山逸平)の部屋にいると、樹里(井元由香)が来て…。

2024/5/28 (50) 
夜、美月(岡本綾)が帰ると、美月のことを思い、泣く滝乃(大竹しのぶ)。あくる日大京映画では、監督の杉本(堺雅人)が集めたスタッフに、新しい企画への決意を語る。カツドウ屋で杉本は晋八(仁科貴)に、殺陣師になって新しい殺陣を作ってくれ、と頼む。役者を続けたい晋八は泣いて拒むが、杉本は殺陣師としてしか必要としていない、と熱く説得する。そこに錠島(長嶋一茂)がやってきて、杉本に抜擢を感謝すると、晋八は…。

2024/5/29 (51) 
晋八(仁科貴)は美月(岡本綾)に、自分の芝居はそんなに下手か、と聞くが美月にはわからない。錠島(長嶋一茂)が晋八に殺陣師になるのかと聞くと、晋八は大京を出ても役者を続けると言う。樹里(井元由香)は杉本(堺雅人)と関川(石井正則)の間をまとわりつくが、美月には樹里のことが理解できない。美月は愛子(賀来千香子)に、錠島のことをもっと知りたいと言い、愛子は美月の思う通りやってみなさい、と言うが…。

2024/5/30 (52) 
滝乃(大竹しのぶ)が錠島(長嶋一茂)の部屋を訪ね、頭を下げて手切れ金を渡す。帰った滝乃は美月(岡本綾)に、撮影が無いなら椿屋を手伝え、と言う。滝乃が美月に、かかってきた電話に出るなと言うので、錠島は美月に連絡が取れない。美月が夕方カツドウ屋へ行っていいかと聞くと、滝乃は行かせない。梓(茂山逸平)がアパートから家に戻ってきて愛子(賀来千香子)は喜ぶが、春夫(段田安則)と愛子のやり取りが微妙で…。

2024/5/31 (53)

錠島(長嶋一茂)が椿屋に来て、滝乃(大竹しのぶ)に金を返し、美月(岡本綾)に会いたい、と言う。滝乃は追い返すが、美月は帰る錠島を見かけ、追いかける。美月がアパートから河原を回って、大京映画へ向かうと、錠島が待っていた。錠島が美月に金を返して、自分の生い立ちから、役者になった今までの話をすると、美月はこらえきれず、錠島の胸に飛び込む。愛子(賀来千香子)と春夫(段田安則)は錠島のアパートで張り込み…。


2024/6/1 (54) 
美月(岡本綾)は、旅支度をして、椿屋を飛び出す。美月のことを話し合っていた滝乃(大竹しのぶ)と愛子(賀来千香子)と春夫(段田安則)は止められない。美月は駅のホームで錠島(長嶋一茂)を待つが、約束の時間を過ぎても錠島は現れない。雨の中泣きながら駅を飛び出すと、晋八(仁科貴)が傘を差しだす。殺陣師になるのが嫌で東京へ行こうとしていた晋八だったが、美月と思い出話をしながらたどり着いた思い出の流れ橋で…。