「横浜地検」中央支部の検事・西村奏(石原さとみ)は、主治医でもある恋人・奥田貴志(安藤政信)の言葉で、吐血し倒れた野木真樹(亀梨和也)に付き添うことに。
すると、目を覚ました真樹から「一緒に逃げない?」と誘われる。 
翌朝、足元もおぼつかないほど弱っている真樹だが、密かに病院を抜け出し、長野に向かう長距離バスに乗り込む。
すると、発車直前に奏も飛び乗ってきて…。
 一方、真樹が姿をくらますという緊急事態に、「横浜地検」では支部長の大畑節子(高畑淳子)や事務官の加地卓也(曽田陵介)らが、必死で奏に連絡を取ろうとしていた。
しかし、スマホの電源は切られていて…。 
また、病院から真樹がいなくなったと自宅で連絡を受けた貴志は、嫌な予感に襲われる。
さらに、大畑からも奏の様子を伺う電話がかかってきたことで、その予感は確信に変わり…
貴志は、クローゼットや机の引き出しなど、奏がいなくなった痕跡を探し始める。 
被疑者が逃亡するという事態に、神奈川県警が緊急配備を敷く中、奏と真樹はレンタカーで思い出の場所に向かい、幸せだった大学時代に思いを馳せる。 
担当検事と被疑者となった初恋の2人が禁断の逃避行へ… 
たとえ検事の職を追われたとしても、“愛する人は、私が守る” 強い信念で下した奏の決断とは…?