2024/4/15 (10)帰ってきた兄い兄い 

いよいよ古波蔵家総出での「ゴーヤーマン」プロジェクトが始まった。長男・恵尚(ゴリ)はやる気満々で家を飛び出し試作品づくりにとりかかる。一方、快進撃を続ける野球部では、恵里(国仲涼子)がキャプテンに「甲子園に行けたらキスしてもいい」と約束したことが元で摩擦が生れていた。その夜、恵達(山田孝之)は金城ゆかり(ベッキー)を追いかけるうちに外国人が屯するライブハウスに紛れ込んでしまう。



 2024/4/16 (11)帰ってきた兄い兄い 

いよいよ「ゴーヤーマン」の販売がはじまった。古波蔵恵里(国仲涼子)も父・恵文(堺正章)もなんとか売り上げようと長男・恵尚(ゴリ)に同行して宣伝に協力する。一方、母・勝子(田中好子)は親戚の助力を得ようと頭を下げていた。その夜、家族会議の席で恵尚は58個も売れたと大喜び。だが、家族や親戚が買った数をのぞくと実質的に売れたのはたったの8個。そこで、おばぁ・ハナ(平良とみ)の発案で古波蔵家は勝負に出る。



2024/4/17 (12)帰ってきた兄い兄い
ついに決勝に進んだ野球部、古波蔵恵里(国仲涼子)もスタンドから熱い声援をおくる。父・恵文(堺正章)、母・勝子(田中好子)たち家族もみな、球場に駆けつけた。長男・恵尚(ゴリ)は全身をゴーヤーマンの姿に扮装し、売り子として球場内を売り歩く。だが、野球部は惨敗。それでも同窓会長・石嶺高(具志堅用高)らOB達は健闘を称えた。一方、売れ行き好調と勘違いした恵尚はさらに在庫を五千個追加発注してしまう。


2024/4/18 (13)やまとの誘惑
 切羽詰まった古波蔵家、恵里(国仲涼子)、恵尚(ゴリ)、恵達(山田孝之)は観光地に出かけてにわかゴーヤーマン・ショーを繰り広げる。しかし在庫は一向に減らない。実は今まで売り上げが順調に見えたのは、勝子(田中好子)が実家に頼み込んで買ってもらっていたからだ。その現実を伝えるべきか悩む勝子、だがハナ(平良とみ)は傷つくだけだから黙っておけと諭す。翌朝、ゴーヤーマンの売上金とともに、恵尚が忽然と姿を消す。


2024/4/19 (14)やまとの誘惑 

突然の長兄・恵尚(ゴリ)の失踪。そこへゴーヤーマンの製造元・島袋正一(川田広樹)が、請求書をもって現れる。簡単に返せる額ではなかった。母・勝子(田中好子)はひとり責任を感じ、恵文(堺正章)とおばぁ(平良とみ)に謝る。実は、恵尚は勝子の前の恋人との間に授かった子だった。恵文は事情を知った上でプロポーズしたのだという。そんな父を、恵里(国仲涼子)も恵達(山田孝之)誇らしく思うのだった。