中学生でデビューした、17歳の天才プロ棋士・桐山零。幼い頃に交通事故で両親を亡くした彼は、棋士の義父のもとで育てられたが、やがてその家も出て孤独な日々を過ごしていた。そんな彼がある3姉妹と出会い、自分の居場所を見いだしていく。

羽海野チカの大ヒットコミックを、「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督&「バクマン。」「君の名は。」の神木隆之介主演で実写映画化する2部作の前編。幼い頃に交通事故で両親と妹を亡くし、父の友人である棋士・幸田に引き取られた桐山零。深い孤独を抱えながらすがりつくように将棋を指し続けてきた零は、中学生でプロ棋士の道を歩みはじめる。しかしある事情から幸田家での居場所を失い、東京の下町でひとり寂しく暮らしていた。そんなある日、和菓子屋を営む川本家の三姉妹と知り合った零は、彼女たちとの賑やかで温かい食卓に自分の居場所を見出していく。零のライバルで親友の棋士・二海堂晴信役を染谷将太が特殊メイクで演じるほか、有村架純、佐々木蔵之介、加瀬亮ら豪華キャストが結集。