2009年1月15日。ニューヨークのラガーディア空港を離陸した旅客機が、バードストライクによるエンジン故障に見舞われる。乗客155人を乗せ急速に降下していく機体の中で、機長は近隣の空港への着陸命令を実行不可能と判断し、ハドソン川に不時着させる。
公開日: 2016年9月24日 (日本)
監督: クリントイーストウッド
ノミネート: クリティクス・チョイス・ムービー・アワード 主演男優賞、 もっと見る
原作: Highest Duty
撮影: トム・スターン
原作者: チェズレイ・サレンバーガー

名匠クリント・イーストウッド監督がトム・ハンクスを主演に迎え、2009年のアメリカ・ニューヨークで起こり、奇跡的な生還劇として世界に広く報道された航空機事故を、当事者であるチェズレイ・サレンバーガー機長の手記「機長、究極の決断 『ハドソン川』の奇跡」をもとに映画化。09年1月15日、乗客乗員155人を乗せた航空機がマンハッタンの上空850メートルでコントロールを失う。機長のチェズレイ・“サリー”・サレンバーガーは必死に機体を制御し、ハドソン川に着水させることに成功。その後も浸水する機体から乗客の誘導を指揮し、全員が事故から生還する。サリー機長は一躍、国民的英雄として称賛されるが、その判断が正しかったのか、国家運輸安全委員会の厳しい追及が行われる。