ボクシング・ヘビー級元王者の息子アドニスは、父を知らずに育った。しかしその血が、彼を父の宿敵であり友でもあった男へと導く。その男は、伝説のボクサー・ロッキー。アドニスのトレーナーとなったロッキーは、やがて共にチャンピオンを目指す。
公開日: 2015年12月23日 (日本)
監督: ライアン・クーグラー
映画シリーズ: ロッキー
映画脚本: ライアン・クーグラー、 アーロン・コヴィントン
前作: ロッキー・ザ・ファイナル
製作: シルヴェスター・スタローン; アーウィン・ウィンクラー; チャールズ・ウィンクラー(英語版); ロバート・チャートフ; ウィリアム・チャートフ

シルベスター・スタローンを一躍スターに押し上げた代名詞「ロッキー」シリーズの新たな物語。ロッキーのライバルであり盟友であったアポロ・クリードの息子アドニス・ジョンソンが主人公となり、スタローン演じるロッキーもセコンドとして登場する。自分が生まれる前に死んでしまったため、父アポロ・クリードについて良く知らないまま育ったアドニスだったが、彼には父から受け継いだボクシングの才能があった。亡き父が伝説的な戦いを繰り広げたフィラデルフィアの地に降り立ったアドニスは、父と死闘を繰り広げた男、ロッキー・バルボアにトレーナーになってほしいと頼む。ボクシングから身を引いていたロッキーは、アドニスの中にアポロと同じ強さを見出し、トレーナー役を引き受ける。アドニス役は「フルートベール駅で」の演技が高く評価されたマイケル・B・ジョーダン。同じく「フルートベール駅で」で注目された新鋭ライアン・クーグラーが監督・脚本。第88回アカデミー賞ではスタローンが助演男優賞にノミネート。スタローンにとっては、「ロッキー」以来のアカデミー賞ノミネートとなった。