なかなか集客が厳しかった軍談倶楽部の派生シリーズは雨模様にもかかわらず予想に反して50名の大入でした。

ねこクッキー一龍齋貞太/講談
「笹野名槍伝  狒々退治(ひひたいじ)」
ねこクッキー神田伊織/講談
「長篠合戦  勝頼公出陣~長篠籠城戦」
ねこクッキー宝井梅湯/講談
「石山軍記  第一次石山合戦·水攻め」
ねこクッキー一龍齋貞橘/講談
「長嶋茂雄引退試合」
故 一龍齋貞水先生が昭和49年に笑点に出演された時に掛けた7分の新作講談。
前半はプロ野球四方山話をスケッチブックを使いながら面白可笑しく♪
お仲入り
うさぎクッキー田辺銀冶/講談
「小牧山合戦  序開き」
六代目馬琴先生の手書きの台本を琴鶴さんから借りたが手持ちの半紙が底をつき合戦場面まで辿り付かなかった?笑
うさぎクッキー宝井琴鶴/講談
「源平盛衰記  箙(えびら)の梅」
汗をかきかき熱演!
源平一の谷合戦の時、梶原景時、景季父子は生田森で平家方の多勢に囲まれて奮戦した時の様子を『中にも景季は、心の剛も人に勝り、数奇たる道も優なりけり。咲き乱れたる梅が枝を箙(矢をさし入れて背中に負う武具)に副へてぞ挿したりける。かかれば花は散りけれども匂いは袖にぞ残るらん。「吹く風を何いといけむ梅の花、散り来る時ぞ香はまさりけり」という古き言までも思い出でければ平家の公達は花箙とて優なり、やさしと口々にぞ感じ給いける』と称讃の言葉で現わしている。