内容紹介

警視庁捜査一課五係の一條は、 
過去に遭遇した事件をきっかけに、仲間との交わりを絶った。 
一匹狼として動く一條のもとに、腹部を切り裂かれ、 
そこに手錠を詰め込まれた遺体が発見されたとの一報が入る。 
手錠は、大腸にかけられており、殺されたのは元・刑事だったという。 
一條は、新人の女刑事・福地と捜査を進めるが、
新人らしからぬ鋭さを見せる福地に疑問を抱く。
そんな折、一條の過去を探る動きが捜査本部にあらわれはじめ……。 
人気作家による、書き下ろしシリーズ第1弾。 

内容(「BOOK」データベースより)

裂かれた腹部に手錠をねじ込まれた刑事の遺体。群れを嫌う捜査一課の一條は、新米の女刑事・福地と組むが、その新人らしからぬ鋭さに疑念を抱く。やがて、同様の手口による犯行が発生するに至り、一條は単独捜査を始めた。次第に浮かび上がる、被害者たちを繋ぐ糸とは―。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

麻見/和史 
1965年千葉県生まれ。立教大学文学部卒。2006年『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)