またひとつ 恋が終わった


今回も笑顔では終われなかった


一目惚れなんかに年甲斐もなく必死になって

彼女の気を惹こうと必死だった

眠れなくなるなんて 初恋以来だった


我ながら笑ってしまうくらい 純粋な恋愛だった


でも彼女にしたら俺はただお友達で

何度 メールしても電話しても二人で出かけても

あくまで友達としてだったんだ


・・・わかってた

わかってた でも極僅かな“可能性”に賭けてしまった

現実を見ないふりしていた


毎日来ていた彼女からのメールももう来ない

そうわかっていながらも新着メールを問い合わせている


まだ 期待している


彼氏彼女の関係ではなかったけれど

鳴らない携帯を見て彼女の存在の大きさを改めて知った


もう戻らない


もう逢う事もないのだろう


そう思うと景色は滲み 霞んで 歪む



さよなら


大好きだったよ


そんな簡単な言葉さえもう彼女へは届かない