どこで輝いていても。~風の声、光の声~

どこで輝いていても。~風の声、光の声~

心理学、脳科学、量子力学、哲学、
精神論、自己啓発を融合した
soul poems,essay


右手に喜びを。
左手に迷いを握り締めて貴方は、そこに立っていた。

悲しみや苦しみ、悔しさ、怒りは、ここから遠く離れた場所に捨てて燃やしてきたと言う。

ゆらゆら揺れる炎で燃え尽くされた、それは灰色の使者となって、天高く還っていった。

貴方の事を、いつもいつも天から見守る祖先達が、その煙が目にしみると言って泣き出した。

その涙は雫になって、やがて大粒の雨になり貴方の体を濡らして、その左手に握っていた迷いをも洗い流してくれた。

貴方の、その足は、遠くここまで貴方を連れてきてくれた。
転んでも倒れても何度でも何度でも立ち上がって貴方を引っ張ってきてくれた足。

貴方の、その手は、あんなに小さかったのに、止めどなく流れる涙を、いつも拭いてくれた手。
小さな幸せを、見落としそうな幸せを、そして、わずか一瞬で通りすぎてしまう奇跡をつかみとってきた、逞しい手。

貴方の、その鼓動は、心という羅針盤を備えた、貴方の旅そのもの。

貴方の、その澄んだ目は貴方が見たいものも見たくないものも全てを映してきた。

貴方の、その唇は貴方の全てを表現してきた。その音色は時に人を癒し、時に傷つけてきた。

貴方の、その耳は何が真実なのかを聞き分ける力を育んできた。
忙しく生きていては聞こえない貴方の奥深くからの叫びや、天からのゴーサインも、とりこぼさずに聞いてきた。

与えられた身体を使って、これから貴方は何処へ向かって行くのだろう。

今ある場所から、次の扉を開けて新しい景色を見せてあげられるのは貴方自身だけ。

未来って。
わからないから怖いだけ。

だけど、分からないからこそ、そこに、自分だけの真実を本気で注ぎ込めば、見たい景色を確定させる事ができてしまう。

貴方が、誰に、どう思われるか以上に、自分に正直でいる事を選べば、旅の舵を切る羅針盤は進むべき方向を指し示してくれる。

不確定な未来以上に怖いのは、貴方が自分の本心に気づく事。

貴方なら行ける。

その次の扉へ。