先日、草津に所用で寄った次の日、冬の京都の街をぶらぶらしてみました。
三条大橋の近くのお煎餅屋さんで煎餅を買ったあと、木屋町をぶらぶら上がりました。
高瀬川の一乃舟入。
舟入とは、舟の荷物の積み下ろしや、方向転換するための入り江のこと。
高瀬川では、二条から四条までの間に9箇所あったけど、一乃舟入以外は全て埋め立てられて、現存しているのはここだけ。
と、看板に書いてありました。
舟入近くには、酒樽を積んだ高瀬舟が再現されていて、在りし日の水運の様子を伝えている。
因みに、水運に高瀬舟を使ったので、高瀬川という名前が付いたんだそうだ。
画面中央の柵の向こう、池のように見えるのが舟入みたいです。
左側の家は、バーになっているようです。こんな所でお酒飲めたら、ちょっとお洒落ですな。
ここは、木屋町通り御池を少し上がったところ。通りの向かい側には、がんこ寿司の本店がある。
高瀬川の川岸には、ずっとしだれ柳が植わっています。
これ「昔恋しい銀座の柳」と(東京行進曲」で歌われている、東京銀座中央通りに植わっていたものの子孫なんだそうだ。
銀座の柳は、道路整備で姿を消したけど、残った柳から二世を増やし、ここに植えられた、と、看板に書いてありました。
東京の柳が京都で復活するのは面白いけど、実は銀座の柳の親は、京都の六条柳であるという話しもあるんだから、益々面白い。