さよならだけが人生さ 2024/4/22 21:30
これで4/28、乙武が惨敗すると、小池王国の石垣も崩壊が始まっていることが明らかになるだろう。
4/21、目黒区長選があった。ファーストの会と国民民主が推した新人が敗北した。5,000票差というから大差である。
過去、ファーストの会が推した候補がいずれも勝利してきた。
2021 千代田区長選 元都議 勝利
2023 豊島区長選 元都幹部 勝利
台東区長選 元都幹部 勝利
2024 八王子市長選 元都幹部 勝利
目黒区長選 元都議 敗北
東京15区衆院補選 乙武洋匡
小池は目黒区長選挙には何度も応援に駆け付けた。その結果が敗北である。これで、4/28の衆院補欠選挙で乙武が負けるなら、小池都知事の権勢が崩壊しつつあることは明らかである。
今SNS上で話題となっているカイロ大学卒業の疑惑は2020/6/9のことである。駐日エジプト大使館がFacebookに掲載したカイロ大学長名の「卒業を証明する声明」である。4年前の事件である。
『文芸春秋5月号』が出たのが今年の4/9である。事件は上記の「カイロ大学長名による声明」が虚偽でないかという疑惑である。小池の側近の告白から再燃した。あれからもう2週間が経つ。
小池が苦境に立たされているというのに、いまだエジプト政府からもカイロ大学からも小池を支援する声明は出てこない。これで、4/28の開票結果で、おそらく乙武は惨敗するであろうから、その時、女帝小池の威勢は崩れたと言っていいかもしれない。これでは自民党も、かつて選挙に強いといわれてきた小池から距離を置くだろうと思う。このあと、7月に都知事選があり、場合によっては衆議院解散もあり得る展開であるが、小池やファーストの会にはもう再起の力はないのではないか。
「カイロ大学卒業」という偽りの烙印を背にとぼとぼと政界から去り行くのみか。カイロ大学卒業で輝き、皮肉にもそのカイロ大学卒業で政治の舞台から引きずり降ろされようとしている小池百合子。最後にひとこと、「さよならだけが人生さ」と嘯くのもよかろう。