女帝 小池百合子「時代のあだ花」 2024/4/10 23:00
いいねこれ、週刊誌の見出し記事みたいな表現だろう。Youtubeからのパクリなんだが。
Youtubeは今、小池都知事の「カイロ大学卒業の学歴詐称問題」の記事で満載である。月刊「文芸春秋5月号」で「都民ファーストの会」の元事務総長だった人（小島敏郎）が実名で告白したからである。
小池のカイロ大学卒業詐称問題は前々からあったけど、この問題は都知事選2期目を前にして『女帝 小池百合子』という著作の発刊があったけれども、小池は乗り切った。2期目だから2020年7月前ということである。
で、その時、学歴詐称の噂を消すためであるかのように、エジプト大使館が小池の卒業証明書を大使館のFBに載せたことが話題になっているのである。それは、カイロ大学の学長名で発行された卒業証明書であるという。日本語と英語で書かれた証明書であった。なぜかアラビア語ではなかった。
これが偽物なんじゃないのかというのである。もし偽物だったら「誰が作ったんだ？」ということになる。そして、駐日エジプト大使館がなんでわざわざ偽造の卒業証明書をFBに載せてくれたんだ？ということである。
で、この一件の詳細を語ったのが、小島敏郎という人物であるという。小島は「都民ファーストの会」の元事務総長だった。その人物が文春5月号で
「私は学歴詐称疑惑の工作に手を貸していた」
と告白したのである。今になって告白したその動機も知りたいものだ。「文春」にはそんなことも書いてあるのだろうか。
同誌には、当時小池とカイロで共同生活していた女性で、その後エジプト人と結婚して、カイロにずっと住んできた北村百代という人物の当時の回想も載っているという。
「あなた、カイロ大学卒業となってるけど、いいのこれ？」
「ガスが切れた時、彼女がガスボンベをひっくり返した。そしたらしばらくは使えた」
まだ疑惑の段階であろうから断定はできない。小池がどう反論するか是非聞いてみたい。
Youtubeに「月刊Will」がある。その司会者に男前の山根という男がいる。ゲストを迎えて話を進めるのが役割なんだが、今日の動画ではゲストそっちのけで一人息巻いていた。
「Willは川勝静岡県知事をとうとう仕留めました。河野太郎もだいぶん追い詰めた。今度は小池百合子だ。あの厚化粧で大年増の・・・ あ、これ、わたしのことばではないですよ。断っておきますが、これ、石原慎太郎元都知事のことばですからね」
どうも、「月刊文春5月号」にはかかる内容が書かれているらしい。あの「週刊文春砲」は外してばかりだった。去年夏ごろの木原誠二衆議院議員の妻の元夫殺害疑惑報道なんかひどいもんだった。しかし、「月刊文春」の今度の小池特集はなんか当てているような感じがしている。しかし、なんだな、経歴詐称なんかちょくちょくある事件と思うが、大臣をいくつも経験し、東京都知事も努め、場合によっては総理にもなろうかという人物である。軽々には見逃せない。公職選挙法違反の疑いもあるが、この事件には現千代田区長と産経の記者も絡んでいる模様である。メディアまで結託していた。
それで、この文春砲の流れ弾をモロに受けるのが、東京15区の衆院補選に出る乙武洋匡であろうと思う。小池百合子と都民ファーストが支持し、自民党が推薦する乙武である。ポスターは乙武と小池が並んで写っている。公示は来週かな。
ここにきて、がぜん飯山陽に曙光が射してきた。これを書きたかったんだ。
写真は「文春オンライン」から
