横田めぐみさんの帰国が近いのか? | 日記「ウクライナ人の戦い」 Masanori Yamato

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「ウクライナ戦争」を描くことで、プーチンとは何者なのかを書きたい。

横田めぐみさんの帰国が近いのか?   2024/2/8 18:00

 

FNNが蓮池薫さんに独自取材したYoutube動画をさっき見た。

 

過去2度、めぐみさんが招待所を抜け出して万景峰号で帰国しようとしていたことを蓮池さんが語っていた。90年と94年頃だという。

 

蓮池さんらは2002年10月に帰国したが、めぐみさんの姿はなかった。蓮池さんはめぐみさんがたびたび北朝鮮の幹部に帰国を願い出ていたことなどを知っていて、そのことが原因で、一緒に帰国させてもらえなかったのではないかと語っていた。

 

横田滋・早紀江夫妻のわが子を取り戻す運動をわれわれは長い間見てきた。今は双子の弟たちが早紀江さんに代わって拉致被害者全部の帰国運動を統括している。われわれはささやかな寄付しかできないけれど、彼ら身内は人生をかけて拉致被害者の救出運動に奔走している。全国各地を巡って講演し、政府を叱咤し、国民に支援を呼び掛けている。理不尽な災難に見舞われた遺族がそれまでの人生を突如切り替えて、残虐な運命を強いられた子らのために、究明と救出に人生を捧げているのである。

 

わたしは、岸田総理のあることばがずっと気がかりだった。それは昨年の通常国会でLGBT理解増進法案が国会審議にかけられるという時期であった。LGBT理解増進法は維新の提案に自民が乗る形で決着したのであるが、その頃のぶら下がりの記者会見で、このめぐみさんの帰国の質問があった。その時、岸田は

 

「わたし直属のルートで努力していく」

と発言していた。なぜこの質問が出たのかというと、この時、曾我ひとみさんが通常国会終了後に官邸に呼ばれているというニュースが流れていたのである。そのニュースの確認を取る形で質問が出たのである。その時、岸田が上記のことばで答えた。

 

このぶら下がり記者会見のあと、このことばについてどこのメディアだったか、5月ごろ、新潟での「励ます会」で、岸田が同じ言葉を使って講演していたことを紹介していた。その時から、このことばが記憶に残っているのである。

 

今開会中の通常国会での所信表明演説の中でも、岸田総理は拉致被害者の帰国に関して「わたくし直属のルートで解決を図る」と述べている。

 

注目するのは「直属のルート」という表現である。おそらく陰で根気よく誰かが北朝鮮と接触しているものと想われる。新潟といい、曽我ひとみさんといい、所信表明といい、まったく同じ表現を使って拉致問題解決に臨んでいることを表明しているのである。

 

想うに、その人物とはおそらく木原誠二であろうと思う。

 

「週刊文春」が木原の妻の前夫の自殺事件を蒸し返そうとして陰謀めいた記事を書いていたことがあった。2023年の夏だった。警視庁と警察庁は当初自殺と断定していた事件であるが、10年ほど経って内部から疑義が出て、警視庁は2018年に再捜査した。再捜査の結果、改めて「自殺」と断定した。

 

「文春」は、2018年当時の再捜査を担当した刑事を引っ張り出してきて、紀尾井町の文春ビルで長時間面談し、あたかも殺人事件であったかのように大々的に書いた。再捜査の段階で、木原が警視庁に圧力をかけていたと書いていた。

 

「文春」の記事は2023年の夏前だった。文春は6~7回に分けて、事細かに、まことしやかに木原の妻の前夫の自殺事件を他殺の疑い濃厚という予断を持って、怪事件に仕立て上げようとしていた。木原誠二を貶めようとしていた。

 

「文春」が書いた時期、木原は岸田内閣の官房副長官だったが、警視庁の再捜査の時(2018年)は官職のない一自民党議員でしかなかった。これ、2018年の再捜査を「文春」は政治案件にしようと目論んでいたのである。だから、今も執拗に木原の動きを追っている。刑事事件として訴追さる可能性大だから、その後の民事訴訟のことも考えたら、「文春」は社運を賭けていま木原と対峙しているといっていい。

 

結局、文春記事はなにも発見することはできなかった。誰かを動かすこともできなかった。明らかにでっち上げも甚だしい書きっぷりだった。だから、メディアはどこも後追いしなかった。木原は「文春」を名誉棄損で告訴しているからそのうち裁判が始まるであろう。「文芸春秋」というのはひでえ出版社だ。

 

「文春」が何故木原誠二を執拗に狙ったのかわからない。岸田内閣打倒が本丸だったのか?木原誠二という男は面構えはワルの印象を与えるが、なかなかの手腕の持ち主と思う。岸田の初訪米やウクライナ訪問など裏方として取り仕切った。剛腕であるとともに、緻密な計算ができる有能な政治家である。

 

前回の内閣改造で官房副長官の職を解かれたけれども、おそらく岸田はこの北朝鮮とのパイプ作りを木原に任せていると思う。曽我さんや蓮池さんらが帰国したとき、総理は小泉純一郎だったが、裏で北朝鮮と接触していたのは官房副長官の安倍晋三であった。安倍さんといい、木原といい、裏方で大事な仕事をするのは官房副長官であるのだろう。岸田が言う「直属のルート」というのは、この木原誠二の動きを指しているのだろうと思う。

 

Wikiより

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