I'm sorry about him.
赤の他人に
「あんな男と一緒にいるなんて大変ね」
の意味でいわれたであろう言葉
ショックだったね
自分でも今までずっとそう思い続けてきたこと
なんでこんな人と一緒にいるんだろう
なんで抜け出せられないんだろう
このままではわたしの生活までおかしくなる
惨めな自分がかわいそう
こんな姿 人には知られたくない
あれはCとのダラダラ生活が2年くらいたったころ
予定の立てられない 言う事がころころ変わるCを
なんとか旅行に連れ出す事に成功
旅行も中盤に差し掛かった夕暮れのこと
Cが喫煙から戻ってきたら夕飯に行く予定
が、待てど暮らせど帰ってこない
一時間ほどしてから痺れを切らし探しに行くと
ホテルのバーで 他人の二人と盛り上がっている最中
その目は もう酔っぱらった時の あの目になっていた
食事に行くはずだったから部屋で待ってた事を伝えると
今行きたいの?
ぼく今楽しんでるんだけど
ここで何か食べなよ
いつものごとく約束や予定など意味をなさないC
しかもあの酔っぱらった目では もうどうにもならない
部屋に帰るわたし
でもまた気になりバーに様子を見に行くわたし
Cはバーの周りに座る他のホテル客たちに絡みまくり
相手が断るのにもかかわらず酒をおごりまくり
そのうちの女性一人がわたしにいった言葉
I'm sorry about him.
その言葉が痛かった
でも わたしがその女性に返した言葉
「まあね、たまにだからしょうがないよ」
なんの言い訳がしたかったのか
なんのために言い訳がしたかったのか
恐らく 自分が自分にI'm sorryと思っている事を隠そうとしたのだろう
その後はひどかった
ホテルの従業員を巻き込んでの騒ぎ
わたしは翌日一人で家に帰ろうと飛行機を取ろうとするも
結局また なあなあにして 居残ってしまったあの旅
いつも何かに言い訳をしながら
いつもCのために言い訳をしながら
それがものすごく間違った事と知っていながら
何度それを繰り返したか
バーで、赤の他人に Cを置いて一緒に帰ろうと言われた経験
バーで、赤の他人に Cのわたしに対しての扱いを忠告された経験
バーテンダーに、よく一緒にいられるわね、と言われた経験
妊娠初期に病院で 遠廻しながらもCを当てにするなと言われた経験
その度に わたしは、わたしたちは大丈夫、と
自分に言い聞かせて 世間から隠れて
