【「7つの習慣」より】
「成長の連続体〜7つの習慣とは?」 p51(図はp52)
『「7つの習慣」は、断片的な行動規範を寄せ集めたものではない。
成長という自然の法則に従い、連続する段階を踏んで、
個人の効果性、人間関係の効果性を高めていく統合的なアプローチである。
依存から自立へ、そして相互依存へと至る「成長の連続体」を導くプロセスである。』
【成幸コーチの視点】
私がコンサルタント、コーチとして、約16年近く、思ってきたことに通じる原則です。
7つの習慣というタイトルから見れば、大切な7個の習慣が書かれているように思われがちですが、
実は、7つの習慣はその順番も、そして7個の習慣それぞれが密接に連携しているのです。
さらに多くの成功哲学に関する本が、「自分(個人)が成功する」ことに重点を置いている一方で、
7つの習慣の後半では、人と人との関係をより良くする習慣が記載されています。
これが他の成功哲学本とは大きく異なる特徴の1つだと私は想っています。
成幸コーチの視点でいえば、
最近の「●●だけすれば、起業できる!」「○○さえやれば月商100万達成!」
などのいわゆる「○○だけ系」の成功ノウハウも同様だといえるでしょう。
例えば、顧客創りの仕組みを「SNSだけで」みたいなノウハウは、
流行にのって簡単にできるイメージで売りやすいのかもしれませんが、
本当に成果を継続的に得られるでしょうか?
つまり顧客創りの仕組みとは、ずばりマーケティングです。
マーケティングを本気で取り組もうと思えば、まさに様々な思考やノウハウを学び、
実践を通じて、身につけていくものなのです。
決して“簡単に、楽して”できるものではないのは明らかなのです。
起業、副業、マネジメントすべてに、原理原則があり、
それらを活かすためのノウハウやツールもたくさんあるのです。
それらを体系的に(できれば効率的に)学びながら、
ステップバイステップで実践を通じて身につけること。
この大切さも「7つの習慣」の実績が証明してくれていると思います。