自己紹介もかねて、私の起業体験を少しずつ紹介していきます。
これから起業していく人はもちろん、すでに起業して頑張っている人にも
何かヒントになればと思って綴っていきます。
最初の起業は、約8年間つとめた証券会社を退職し、
当時の上司Aさんと一緒に立ち上げた時です。
証券会社でしたが、仕事はクライアント企業の業績改善、
本業支援みたいなことを中心にやっていたため、
それが新しく起業した会社の目的となりました。
簡単に言うと、「ベンチャー企業の本業支援」を本業にする会社です。
でも証券会社勤務しか経験がない二人でしたから、
ゼロから会社の立ち上げの中で、とても大変だった記憶があります。
幸いなことに証券会社時代のお客様や関係者などからの紹介もあり、
クライアントに困ることはなかったのですが、
大手の証券会社という大きな組織の中で仕事していたため、
紙1枚にもコストがかかるという当たり前のことに気づかされました。
また自分たちの会社は何をしている会社か?ということや
事業のサービスプログラムも、漠然としていて、
「本業支援」をしたいという想いだけがあっただけでした。
当時、私は30歳手前で、世の中は21世紀になる直前だったと
記憶しています。
そんな中で、新しい会社の社名からコンセプトやサービスのプログラムを
まさにゼロから創り上げていったのです。
そして「先生」と言われるのではなく、共に考え、共に行動するパートナーという
コンセプトを考え、「ビジネスコーチ」と名乗ることにしたのです。
当時、日本ではまだ「コーチング」がメジャーではなく、
「コーチング」に関する書籍もほとんど無い状態でした。
ではなぜ「ビジネスコーチ」という「コンセプト」が出てきたかというと・・・
(次回に続く)