どうもうだです。
今回は村上春樹の作家性について語ります。
語るといっても、僕は「そこそこの読者」ではあっても「突出した読者」ではないので、突出したすごいことは言えません。
でも、そこそこの理解をちゃんと話せたら、意外と色々と(色んな人の)ためになるような気がしたので、この場を使って書かせていただきます。
ほとんどネタバレはないのでご安心を。念のため。
ついこないだですが、村上春樹の1Q84を読みました。かなり気に入りました。
なんで気に入ったかというと、読んでいる時なんともいえない開放感があったからです。
例えるならば、普段は意識していない深いところに意識の扉があって、それはいつも固く閉じているんですが、それがぱっと開いているような感覚です。
扉?扉って何ですか?と聞かれると、それは一言では答えられません。でもそれは重要なキーなのでちゃんと説明してみます。
まず一般的な場合、この扉は「物語を求める欲求」とか、「想像力を満たしたい本能」と呼べると思います。
分かりやすく言えば、僕たちはみんな小説を読んだ後には(多かれ少なかれ)満足感を感じます。それが扉を開けた感覚です。
そこで、そいつをもう少し研究して「そもそもなんで物語を求めるのか?」というと、僕たちは基本的に日常性には満足しないから、ということになりそうです。
心地よい川の流れの音を聴くだけじゃ足りなくて、人間は音楽を作り出しました。
キレーな景色を見るだけじゃ足りなくて、人間は絵画を作り出しました。
原理的にはこれと同じです。日常性を越えた面白い物語を読みたい、という強い欲求は誰にもあるはずのものです。
とはいえ、物語が単に非日常的だったらオッケー、という訳ではありません。非日常性を求める欲求、といってもそこまで単純じゃありません。
そこにはありとあらゆる種類の欲求が絡んできます。
だから複雑なんですが、優れた小説とはその中でも「大きな欲求を満たしてくれるもの」だと定義ができそうです。安直ですが真実です。
しかし、一般的に人間の大きな欲求というのはとてもとても深いところにあります。そんなことはない?それは多分知らないだけです。人間というのは難しいもので、モラルとか常識とかで本当の欲求を押し殺しているので、どうしてもそうなります。色んな欲求が抑圧されて深いところに押し込められているのです。(だからこそ、それをこじ開けるには日常性ではリーチが足りないのです。)
このように深い抑圧された欲求を満たすことを「カタルシス」と呼ぶそうです。ググってみてね。
ともかく、この扉の深さが小説の優劣における鍵になります。
それでは、村上春樹の話に移ります。彼の場合、やはり開く扉の「深さ」が違います。そこら辺の小説では開けないような奥深くにある扉を開くことができる、というのが僕の意見です。
そんな偉そうなことがなぜ言える?と聞かれると、少し困ります。
僕は「そこそこの読者」なので、感覚的なことしか言えないからです。
でも、村上春樹の小説が世界中で読まれていることはそれを示しているかもです。深い大きな欲求というのは不思議なことに多くの人間に共通しているから、扉の深さと小説が読まれる範囲は相関関係にあります。
まぁそれでもこれは主観的なものです。あくまでそう感じただけです。
いや、もう少し理屈をこねると次のように説明できそうです。
村上春樹の優れた点の1つは、当たり前ですが想像力豊かな感受性です。彼は日常的な物事をとても奥深く、新鮮な切り口で描写しています。例えば死なんかも、下手すると僕たちは「世の中からいなくなる」くらいに考えています。でももちろんそれはもっと奥深くて、彼は僕らには追究できない奥深さを、代わりに描いて見せてくれます。その描写がカタルシスを生み出すのではないでしょうか。
もう1つ優れている点で、彼は意図して思想のバイアスを取り除いているようです。僕らはどうしても何か書く時に意見とか主観を入れがちです。もちろんそれが良い場合もありますが、主観というのは基本的に意識にあることで、それは深い扉を開けるのには役立ちません。深い扉を開けるには、やはり深い無意識の中の主観を越えたところまで手を伸ばさないと届かないのだと思います。そういう意味で彼は成功しています。
最後に、彼のスタイルはとても簡潔な文章を積み上げていくものです。1つ1つの細部は驚く程分かりやすくて、無駄がない。とても洗練されていると思います。でも、その積み上げ方がとても巧妙だから、普通の程度の僕たちでもちゃんと理解できて、奥深い扉を開けることが出来るのでしょう。難解な文章を書く人の場合、こううまくはいかないはずです。
以上長々と書きましたが、まとめると「村上春樹ってすごい」ということになりそうです。
参考になると嬉しいです。
こんにちは、みなです!2/11の朝活の活動記録です。
2/11水曜日。建国記念日。建国記念日って何の日かわからなかったのでググってみました。
"建国記念の日(けんこくきねんのひ)は、日本の国民の祝日の一つ。2月11日。神武天皇が即位した日を日本の建国された日として祝うこと(紀元節〔きげんせつ〕)は、戦後占領軍 (GHQ) の意向で祝日から削除された。しかしその後、紀元節を復活させようという動きが高まり、反対する動きを抑え建国を記念するための祝日を設けることになった。その際「紀元節」から「建国記念の日」に改正され、1966年に国民の祝日に認められ翌年から適用された。"(Wikipediaより)
だそうです。ここまで読んで気がついたのですが…これ去年の建国記念日にも読んだ気がする、、来年は覚えてて欲しいです。頑張れ私の脳みそ。笑
2015年の2/11は渋谷で朝8時から、フレンチトーストをもぐもぐしながら朝活しました。
【参加者】
うっしー、みぃちゃん、むろ、みなの4人
【本】
うっしー MAKERS―21世紀の産業革命が始まる/クリス・アンダーソン
みぃちゃん 不機嫌な果実/林真理子
むろ フェルマーの最終定理/サイモン シン
みな 世界を変えるビジネスは、たった1人の熱から生まれる/丸幸弘
不機嫌な果実/林真理子
"夫持ち子供なしの女性、麻也子の不倫のお話。
麻也子はひょんとしたことから夫に物足りなさを感じてしまい、そのさみしさを埋めようと過去に恋愛関係にあった男性に連絡を取り始め、ついに麻也子は不倫をしてしまう。不倫をしつつも夫がいつ構ってくれるかを伺っているが、夫は仕事で疲れていてそれどころではなく、麻也子の夫に対して諦めを感じてしまう。そんな不倫を繰り返すうちに、麻也子はだんだんとその一人の男性とだけでは物足りなくなってきて…" by みぃちゃん
フェルマーの最終定理/サイモン シン
"17世紀の大数学者フェルマーの残した一言が、世の中の数学者をその挑戦への解明へと駆り立てた。300年の時を経て、その挑戦がついに解明された過程を描いた本。この本の素晴らしいところは、いわゆる数学本であるのに対して、内容が分かりやすいことにある。数学に日頃親しみがない人でも、容易に理解でき、数学の奥深さを吟味することが出来る。"by むろ
世界を変えるビジネスは、たった1人の熱から生まれる/丸幸弘
筆者の丸さんはリバネスのCEOであり東大農学部生命科学研究科の博士課程卒。リバネスは「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念を掲げ、サイエンスに関連した新しいビジネスを次々仕掛けている会社です。この本ではイノベーションを起こすためにはどのような仕組み、組織が必要かということを中心に書かれています。具体的な仕組みとして挙げられているのがQPMIサイクル。PDCAはよく言われますがQPMIははじめて聞く人が多いのではないでしょうか。QPMIはそれぞれ"Question","Passion","Mission(Member)","Inovation"の頭文字を組み合わせた造語で、問題意識を持つ、抱いた問題意識に対して情熱を持つ、それをミッションとしメンバーと共有する、それがイノベーションに発展する、というサイクルのこと。この本全体を通して、一人ひとりの『熱(passion)』で化学反応を起こすこと(理系っぽい…!)が大事であるとくりかえし述べられています。確かに、自分の過去を振り返ってもどれほど目の前の仕事に感情移入できたかどうかによって、いい仕事ができたか否か決まってくるなぁという実感があります。情熱を持つ対象って人によっても違うし時によっても変わってくるから、それにうまく自分をフィットさせられる人はものすごい熱量で何かを生み出すんだろうなと思います。話はそれてしまうのですが、最近私がよく思うのは、一貫していて、矛盾のないわかりやすいストーリーは耳に心地いいけれど、それが丸さんの言う化学反応の妨げになることもあるんじゃないかということ。私自身、なんとなく描いたストーリーに自分をぎゅうぎゅうおしこめようとして、他のものをノイズとしてシャットアウトしてた時期があって勿体無かったなと。大学4年目にしてやっと常に変化し続ける自分を受け入れられるようになって、ちょっと成長した気がします。それとあと、この本の中に「休暇は身体を休めるというより、新しい発想を探しに行く期間」というようなことが書かれていて、すごく前向きな気持ちになれました。休むってことはその時間にできる何かを捨てることではあるけど、日々のルーティンでは埋もれてしまう大事な何かを見つけるための時間にしたいです。
次回のprimoは2/17の火曜18:30~です。ではまた来週!
2/11水曜日。建国記念日。建国記念日って何の日かわからなかったのでググってみました。
"建国記念の日(けんこくきねんのひ)は、日本の国民の祝日の一つ。2月11日。神武天皇が即位した日を日本の建国された日として祝うこと(紀元節〔きげんせつ〕)は、戦後占領軍 (GHQ) の意向で祝日から削除された。しかしその後、紀元節を復活させようという動きが高まり、反対する動きを抑え建国を記念するための祝日を設けることになった。その際「紀元節」から「建国記念の日」に改正され、1966年に国民の祝日に認められ翌年から適用された。"(Wikipediaより)
だそうです。ここまで読んで気がついたのですが…これ去年の建国記念日にも読んだ気がする、、来年は覚えてて欲しいです。頑張れ私の脳みそ。笑
2015年の2/11は渋谷で朝8時から、フレンチトーストをもぐもぐしながら朝活しました。
【参加者】
うっしー、みぃちゃん、むろ、みなの4人
【本】
うっしー MAKERS―21世紀の産業革命が始まる/クリス・アンダーソン
みぃちゃん 不機嫌な果実/林真理子
むろ フェルマーの最終定理/サイモン シン
みな 世界を変えるビジネスは、たった1人の熱から生まれる/丸幸弘
不機嫌な果実/林真理子
"夫持ち子供なしの女性、麻也子の不倫のお話。
麻也子はひょんとしたことから夫に物足りなさを感じてしまい、そのさみしさを埋めようと過去に恋愛関係にあった男性に連絡を取り始め、ついに麻也子は不倫をしてしまう。不倫をしつつも夫がいつ構ってくれるかを伺っているが、夫は仕事で疲れていてそれどころではなく、麻也子の夫に対して諦めを感じてしまう。そんな不倫を繰り返すうちに、麻也子はだんだんとその一人の男性とだけでは物足りなくなってきて…" by みぃちゃん
フェルマーの最終定理/サイモン シン
"17世紀の大数学者フェルマーの残した一言が、世の中の数学者をその挑戦への解明へと駆り立てた。300年の時を経て、その挑戦がついに解明された過程を描いた本。この本の素晴らしいところは、いわゆる数学本であるのに対して、内容が分かりやすいことにある。数学に日頃親しみがない人でも、容易に理解でき、数学の奥深さを吟味することが出来る。"by むろ
世界を変えるビジネスは、たった1人の熱から生まれる/丸幸弘
筆者の丸さんはリバネスのCEOであり東大農学部生命科学研究科の博士課程卒。リバネスは「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念を掲げ、サイエンスに関連した新しいビジネスを次々仕掛けている会社です。この本ではイノベーションを起こすためにはどのような仕組み、組織が必要かということを中心に書かれています。具体的な仕組みとして挙げられているのがQPMIサイクル。PDCAはよく言われますがQPMIははじめて聞く人が多いのではないでしょうか。QPMIはそれぞれ"Question","Passion","Mission(Member)","Inovation"の頭文字を組み合わせた造語で、問題意識を持つ、抱いた問題意識に対して情熱を持つ、それをミッションとしメンバーと共有する、それがイノベーションに発展する、というサイクルのこと。この本全体を通して、一人ひとりの『熱(passion)』で化学反応を起こすこと(理系っぽい…!)が大事であるとくりかえし述べられています。確かに、自分の過去を振り返ってもどれほど目の前の仕事に感情移入できたかどうかによって、いい仕事ができたか否か決まってくるなぁという実感があります。情熱を持つ対象って人によっても違うし時によっても変わってくるから、それにうまく自分をフィットさせられる人はものすごい熱量で何かを生み出すんだろうなと思います。話はそれてしまうのですが、最近私がよく思うのは、一貫していて、矛盾のないわかりやすいストーリーは耳に心地いいけれど、それが丸さんの言う化学反応の妨げになることもあるんじゃないかということ。私自身、なんとなく描いたストーリーに自分をぎゅうぎゅうおしこめようとして、他のものをノイズとしてシャットアウトしてた時期があって勿体無かったなと。大学4年目にしてやっと常に変化し続ける自分を受け入れられるようになって、ちょっと成長した気がします。それとあと、この本の中に「休暇は身体を休めるというより、新しい発想を探しに行く期間」というようなことが書かれていて、すごく前向きな気持ちになれました。休むってことはその時間にできる何かを捨てることではあるけど、日々のルーティンでは埋もれてしまう大事な何かを見つけるための時間にしたいです。
次回のprimoは2/17の火曜18:30~です。ではまた来週!
こんにちは、primoのみなです!
最近髪を切って寒さが一層身にしみます><
そして髪を切ったこと、メンバーの男子誰も気づきませんでした笑
男子には本だけでなく、乙女心も読めるようになってほしいものです。これからに期待。笑
2015年2月3日 の活動記録
【参加者】
かず、ぐっさん、がっきー、むろ、もっちゃん、みなの6人
【本】
ぐっさん 隷属への道/FAハイエク
むろ 百年の孤独/ガルシアマルケス
みな 夜にはずっと深い夜を/鳥居みゆき
がっきー 世に棲む日日/司馬遼太郎
もっちゃん 使命と魂のリミット/東野圭吾
隷属への道/FAハイエク
"社会主義は中央集権的な政府が必要なので全体主義に向かう傾向があり必要以上に個人の自由が制限されてしまう。いくら中央集権的に情報を集めてもバラバラに個人が持った情報を個人がその場で判断する体制に比べて非効率にならざるを得ないので社会主義はよくない" by ぐっさん
ハイエクはオーストリア・ウィーン生まれの自由主義経済学者。『隷属への道』が出版されたのは1944年。ニューディール政策でケインズによる政府の経済介入が功を奏し、またソ連の社会主義がもてはやされてる時代に新たな風を吹き込んだといえます。"2人以上の人はいる社会では、個人の自由が無制限に広げられる訳ではなく、必ずどちらかあるいは両方が制限されることになる。しかし法がなければどこまで自由広げればいいかわからず、その境界を越えてしまったり、その手前でとどまったりすることになるが、法でどこまでが境界かを示すことで、最大限各々が個人の自由を広げられる"という考え方はコロンブスの卵的な発想で面白いなぁと思いました。同じく自由主義を唱えるフリードマンとの違いとしては、ハイエクは分野によっては規制をよしとしていたのに対し、フリードマンは規制を分野にかぎらず害悪とみなしていた点のようです。
私は政治に疎いのでちょくちょく勉強しようとはしているのですが、それにしても"◯◯主義"と名のつくものが沢山あってわかりにくい、、その上政治的立場を示す言葉の定義って使い手によっても違ってきて、誤解が避けられないですよね。何とかならないのかな~??
百年の孤独/ガルシアマルケス
”まさに、「物語」と言うのにふさわしい作品であった。どこから読んでも、ストーリーの連続性があり、読み応えがある。ひとつの家族の100年の盛衰を描いたものだが、どの登場人物も、主人公足りえる深みのある人物である。100年という長い期間を、そして様々な登場人物を、1人の作家が描くことにより、物語の連続性を担保し、かつ物語ならではの矛盾も内包している作品。” by むろ
使命と魂のリミット/東野圭吾
”一つの事件のなかで、それぞれが自らの「使命」を全うしようする姿が印象的な医療サスペンス。
いろいろな想いが交錯し事件が進むなかで、登場人物が懸命に生きる姿に思わず自らの生き方を省みさせられる作品でした。” by もっちゃん
『百年の孤独』が救いようがない話で『使命と魂のリミット』はその逆で希望が見いだせる話のようですね。『百年の孤独』は登場人物の名前がみんな似てて読むの大変そうだなぁ、と思いました。(小並感)。『使命と魂のリミット』を読んでもっちゃんは大泣きしたそうです。本を読んで泣きたい気分になったら読もうと思います♪
夜にはずっと深い夜を/鳥居みゆき
お笑い芸人鳥居みゆきのデビュー作。まず題名が素敵です。夜にはずっと深い夜を。夜の闇にずっぷりと沈み込んでいくような絶望感!陰翳を礼讃する日本人的な美的感覚をくすぐられる感じがします。大げさかな笑 内容は不条理です。安部公房チック。構成が凝っていて、バラバラに見える短編が実は繋がっており微妙な繋がりに気付くと感動できる、そんな本です。途中に挟み込まれた詩もよいです。
何を隠そう(?)私は鳥居みゆきさんの大ファンです。エンタの神様で初めて彼女を見た時は、「また奇を衒った一発屋がでてきた。」と思って拒絶していました。が、彼女は天才です。芸人でありアーティストであります。まず言葉のセンスがずば抜けてます。テレビでは見れない(放送コード的に危うい)コント、一人芝居がすごく面白い。鳥居さんのお笑いや本では人が死ぬ場面があります。それもしょっちゅう死んでる。自死もあるし、殺したり殺されたりもある。普通お笑いって”陽”のイメージで、死とは対極にあるものですよね。まず死をテーマにしようと思わない。お笑いにかぎらず、今私達が生きている世界では死について考えることって結構忌み嫌われてます。「もし私が死んだら…」とかいうと不謹慎っていわれる。墓地は都市から隔離され、死者は社会から隔離される。怖いからあんまり考えたくないし、永遠に他人ごとであって欲しいと思う。でも私達は日々刻々と死に向かってるわけで、いつも横に死があるという感覚をもつのって大事だと思うんです。
”私のコントは必ず誰かしら死ぬんです。でも、それは死を侮辱しているわけじゃなく、生きたいという願望なんです。死をもって生を知るんです” ー鳥居みゆき
鳥居さん、小さい頃から35歳で死ぬと思ってきたそうです。
"ホントに死ぬかどうかはわからないけど、最近になって、その考えがあるからやりたいことを早めにやれてる!ってことに気づいたんです。" とのこと。
それを聞いて以来、人生長いから色んなことして生きよう、と思っていたのが、短いから色々なことに取り組みたいなと思うようになりました。どっちにしろ色々寄り道することになりそうですが笑。ただ、スピード感は何をするにせよ大事にしたい。回遊魚みたいにずっと泳いでいられたらいいなぁと思います。
最近髪を切って寒さが一層身にしみます><
そして髪を切ったこと、メンバーの男子誰も気づきませんでした笑
男子には本だけでなく、乙女心も読めるようになってほしいものです。これからに期待。笑
2015年2月3日 の活動記録
【参加者】
かず、ぐっさん、がっきー、むろ、もっちゃん、みなの6人
【本】
ぐっさん 隷属への道/FAハイエク
むろ 百年の孤独/ガルシアマルケス
みな 夜にはずっと深い夜を/鳥居みゆき
がっきー 世に棲む日日/司馬遼太郎
もっちゃん 使命と魂のリミット/東野圭吾
隷属への道/FAハイエク
"社会主義は中央集権的な政府が必要なので全体主義に向かう傾向があり必要以上に個人の自由が制限されてしまう。いくら中央集権的に情報を集めてもバラバラに個人が持った情報を個人がその場で判断する体制に比べて非効率にならざるを得ないので社会主義はよくない" by ぐっさん
ハイエクはオーストリア・ウィーン生まれの自由主義経済学者。『隷属への道』が出版されたのは1944年。ニューディール政策でケインズによる政府の経済介入が功を奏し、またソ連の社会主義がもてはやされてる時代に新たな風を吹き込んだといえます。"2人以上の人はいる社会では、個人の自由が無制限に広げられる訳ではなく、必ずどちらかあるいは両方が制限されることになる。しかし法がなければどこまで自由広げればいいかわからず、その境界を越えてしまったり、その手前でとどまったりすることになるが、法でどこまでが境界かを示すことで、最大限各々が個人の自由を広げられる"という考え方はコロンブスの卵的な発想で面白いなぁと思いました。同じく自由主義を唱えるフリードマンとの違いとしては、ハイエクは分野によっては規制をよしとしていたのに対し、フリードマンは規制を分野にかぎらず害悪とみなしていた点のようです。
私は政治に疎いのでちょくちょく勉強しようとはしているのですが、それにしても"◯◯主義"と名のつくものが沢山あってわかりにくい、、その上政治的立場を示す言葉の定義って使い手によっても違ってきて、誤解が避けられないですよね。何とかならないのかな~??
百年の孤独/ガルシアマルケス
”まさに、「物語」と言うのにふさわしい作品であった。どこから読んでも、ストーリーの連続性があり、読み応えがある。ひとつの家族の100年の盛衰を描いたものだが、どの登場人物も、主人公足りえる深みのある人物である。100年という長い期間を、そして様々な登場人物を、1人の作家が描くことにより、物語の連続性を担保し、かつ物語ならではの矛盾も内包している作品。” by むろ
使命と魂のリミット/東野圭吾
”一つの事件のなかで、それぞれが自らの「使命」を全うしようする姿が印象的な医療サスペンス。
いろいろな想いが交錯し事件が進むなかで、登場人物が懸命に生きる姿に思わず自らの生き方を省みさせられる作品でした。” by もっちゃん
『百年の孤独』が救いようがない話で『使命と魂のリミット』はその逆で希望が見いだせる話のようですね。『百年の孤独』は登場人物の名前がみんな似てて読むの大変そうだなぁ、と思いました。(小並感)。『使命と魂のリミット』を読んでもっちゃんは大泣きしたそうです。本を読んで泣きたい気分になったら読もうと思います♪
夜にはずっと深い夜を/鳥居みゆき
お笑い芸人鳥居みゆきのデビュー作。まず題名が素敵です。夜にはずっと深い夜を。夜の闇にずっぷりと沈み込んでいくような絶望感!陰翳を礼讃する日本人的な美的感覚をくすぐられる感じがします。大げさかな笑 内容は不条理です。安部公房チック。構成が凝っていて、バラバラに見える短編が実は繋がっており微妙な繋がりに気付くと感動できる、そんな本です。途中に挟み込まれた詩もよいです。
何を隠そう(?)私は鳥居みゆきさんの大ファンです。エンタの神様で初めて彼女を見た時は、「また奇を衒った一発屋がでてきた。」と思って拒絶していました。が、彼女は天才です。芸人でありアーティストであります。まず言葉のセンスがずば抜けてます。テレビでは見れない(放送コード的に危うい)コント、一人芝居がすごく面白い。鳥居さんのお笑いや本では人が死ぬ場面があります。それもしょっちゅう死んでる。自死もあるし、殺したり殺されたりもある。普通お笑いって”陽”のイメージで、死とは対極にあるものですよね。まず死をテーマにしようと思わない。お笑いにかぎらず、今私達が生きている世界では死について考えることって結構忌み嫌われてます。「もし私が死んだら…」とかいうと不謹慎っていわれる。墓地は都市から隔離され、死者は社会から隔離される。怖いからあんまり考えたくないし、永遠に他人ごとであって欲しいと思う。でも私達は日々刻々と死に向かってるわけで、いつも横に死があるという感覚をもつのって大事だと思うんです。
”私のコントは必ず誰かしら死ぬんです。でも、それは死を侮辱しているわけじゃなく、生きたいという願望なんです。死をもって生を知るんです” ー鳥居みゆき
鳥居さん、小さい頃から35歳で死ぬと思ってきたそうです。
"ホントに死ぬかどうかはわからないけど、最近になって、その考えがあるからやりたいことを早めにやれてる!ってことに気づいたんです。" とのこと。
それを聞いて以来、人生長いから色んなことして生きよう、と思っていたのが、短いから色々なことに取り組みたいなと思うようになりました。どっちにしろ色々寄り道することになりそうですが笑。ただ、スピード感は何をするにせよ大事にしたい。回遊魚みたいにずっと泳いでいられたらいいなぁと思います。

