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Primo ―東大生の本棚―

Primoのブログ。多様なメンバーが毎週一人一冊お勧めの本を持参して紹介し合う読書ゼミと、英語で自由にプレゼン&ディスカッションを行うEnglish Primoの2つの企画をメインにやっています。
東大や東工大、日本医科大の学生で構成される学生団体Primoの運営です。

primoのみなです!久々の更新になりますが、活動は毎週やってます。


2015年1月28日 の活動記録
【参加者】 
うだ、ぐっさん、じゅん、むろ、ゆりりん、みなの6人

【本】
うだ    色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年/村上春樹 
ぐっさん  資本主義と自由/ミルトン・フリードマン
むろ    肩をすくめるアトラス/アイン ランド
ゆりりん  銃・病原菌・鉄/ジャレド・ダイアモンド
みな    ゼロ年代の想像力/宇野常寛

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年/村上春樹
高校時代、主人公のつくるくんは友人4人といつもつるんでいたが、大学に入ってから1人ハブられる。その理由を探りに4人を探しに行くというあらすじ。同じ村上春樹でも"海辺のカフカ"みたいな幻想的な雰囲気とは違って現実に則した世界が描かれ、Google mapなど現代を象徴する固有名詞も出てくる。

資本主義と自由/ミルトン・フリードマン
フリードマンは20世紀後半におけるマネタリスト、新自由主義を代表する学者(wikipedia)。は小さな政府を目指し、個人の自由を広げることで効率的で無駄のない社会が実現する、と主張されている。説明がわかりやすく読みやすい。

肩をすくめるアトラス/アイン ランド
弱者は切り捨てて頭のいい人のみが生き残れる社会こそ理想だという筆者の思想を元に書かれた小説。日本のamazonレビュー17件に対し英語版は4754件。ハリーポッターと賢者の石が9885件、秘密の部屋が4371件であることを考慮するとかなり読まれていることがわかる。

銃・病原菌・鉄/ジャレド・ダイアモンド
なぜ今の世界は不均衡なのか、なぜ一部の人種が圧倒的優位を誇っているのか。そのなぞを解く鍵は、最初に文明が発達した場所の地形や動植物相を含めた「環境」にある。沢山の動物がいて、農耕が可能な環境では、一部を家畜化でき、さらに病原菌に対する抗体をもてる。文明の発展は人種による優劣でなく恵まれた地理的環境に左右されるようだ。

ゼロ年代の想像力/宇野常寛
ゼロ年代(2000~2008年)に生まれた、流行ったアニメ、マンガ、映画、ドラマを切り口にしてゼロ年代の想像力の変遷を考察した本。70年代以降、消費社会の浸透&社会の流動性の高まり→大きな物語(伝統、国民国家的なイデオロギー)の崩壊という流れが起こり、モノはあるけど物語(生きる意味、拠り所)はない時代に突入した。『エヴァンゲリオン』は95年前後(バブル崩壊後の長期的な不況、オウムサリン事件)では社会的自己実現に対する諦念、自己像を無条件に愛してほしい時代の気分を代弁し若者の支持を集めた。しかし2001年以降の米テロ、小泉首相の構造改革に伴う格差社会意識の浸透、”ひきこもり”から"サヴァイブ感"へと想像力は変遷し『DEATH NOTE』『バトル・ロワイアル』といった闘わなければ生き残れないといった時代の風潮が読み取れる。サブカルは単なる娯楽で消費されるためのものでしかないと思っていた私にはすごく衝撃的だった一冊。



今回も面白い本がたくさん集まりました(*^^*)次回は2/3(火)にやります!
お久しぶりです!
Primoのみなです(-^艸^-)

一昨日は冬学期prmo第一回でした。
ちょうど皆既月食がきれいに見えて、読書ゼミにぴったりな日でした((*´∀`*))


参加者:よっしー、うだ、もな、まこ、ぐっさん(new!)、みな

今回は新メンバーぐっさんを含め、6人の参加となりました!



発表本 発表者
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「デザイン思考が世界を変える」           よっしー
「知性を磨くースーパージェネラリストへの成長戦略」 うだ
「海賊と呼ばれた男」                まこ
「資本論」                     ぐっさん
「わたしの男」                   もな
「大仏破壊」                    みな
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私は戦争広告代理店にひきつづき高木徹さんの本にはまっています笑
今回発表した「大仏破壊」は9・11の半年前、アフガニスタンのバーミヤンで起きたアルカイダによる二体の巨大な大仏の破壊がいかにしてなされたかータリバンの興亡や大仏破壊を阻止すべく奔走した各国の政府や保護団体の努力が描かれた本です。高木さんの本は非常にわかりやすく、タリバンとアルカイダの違いすらもよくわかっていなかった私ですが中東の情勢が少しはわかるようになった気がします。勉強したらもっと面白いんだろうなぁー!


さて次回のprimoは10/15(水)です。読書の秋にしましょうーー((*´∀`*))
こんにちは!うだです!

EPも先日ラストを迎えました。
色々大変なこともあったけど、みんなに支えてもらって一学期通して活動できて本当によかったと思います≧(´▽`)≦


最終回の参加者は7人でした!
Chris、しゅん、あきら、るい、ゆずる、みほ、うだ、というフレッシュな組み合わせ!笑
みんな英語のレベルが高くて、専門、教養、経済などバラエティーに富んだ話ができました!
今回は簡単に発表の感想をまとめてみます(・ω・)/

Chris  "Fat acceptance vs Fat shaming"
アメリカの時事問題。Obesityは病気か、否か?
保険料金にも関わってくる難しい問題で、考えさせられます!

あきら  "Infectious diseases"
理三の天才である彼は、マラリアの一種を研究してるそうです。
その研究手法について、数式を使った正攻法とビッグデータ解析どちらが良いか?という話につながりました!

るい  "Calligraphy"
るいは忙しい合間にも習字を習っていて、その楽しさを教えてくれました!
その後Calligraphyとは?習字と書道の違いは?アートとは?…と話がうまく広がり盛り上がりました。笑


ゆずる  "Organic chemistry"
いわゆる天然物という化学物質には、Rule of Fiveという規則があるそうです。
ぼくは門外漢でしたが、昨今「オーガニック」が流行っているので興味深く感じました!

しゅん  "Georges Batailles"
フロイトのsuper ego, ego, idの話から始まり、バタイユの哲学を解説してくれました。
難しい。今度もっと詳しく聞いてみたい。笑

うだ  "Impact of Sharing Economy"
共有経済が流行ってるそうなので調べてみました。
資本主義と逆光するようなトレンドだと思うと、なかなか思想的に興味深くないですか?






最終回でありながら、今までで最も充実した3時間でした!!

色々大変なこともありながら、一学期を通して活動できて本当によかったと思います。
今は無事にEPを終えられたことに安堵しています。
さらに留学生として来てくれていたIzzyは先週日本を去り、Chrisの滞在も終わりが見えてきています…とても悲しいです、今までありがとう!
二人だけでなく、参加してくれたみんなに本当に感謝しています!!

夏休みの間も、やりたいことはとことん追求していきたいと思います。
English PrimoならびにPrimoのことをこれからもよろしくお願いします(*゚ー゚)ゞ