自然志向の高まりから、ムク材の家具に人気が集まるが、せっかく購入したのに、じつは人工材だったケースもある。木目を精巧に印刷したシートを貼ったものもあり、素人にはなかなか見分けがつかない。


そこで、ムク材と人工材の見分けるには、どこに注目するのか。


それは、木目のつながり具合を見るんです。


テーブルなら、表面の木目をたどりながら、横や裏面まで見ていくと、表面の木目が、そのまま横や裏面までつながっていれば、ムク材と見て間違いない。


木目がつながっていなければ、人工材である証拠になる。表面に木目を印刷したシートを貼ってあっても、切り口や裏面までつながっていない。


木目のつながりを指先と目でじっくりたどれば、ムク材と人工材を見分けられる。