時空の申し子〜宇野昌磨 オーボエ協奏曲に寄せて〜
その慎ましく崇高な世界観✨世界から溢れる賞賛✨
ショートプログラムの彼のパフォーマンスがオリンピックという舞台で世界に発信されました。
今まさしく祝福の時。
本ブログ2022年1月9日
最後の部分。
今この時、皆さまに触れて頂きたいと改めて掲載致しました。
(追加修整箇所あり)
そして彼は、
人間が作ったメトロノームカウントに支配されない唯一無二の人。
彼が紡ぎ出し、そして放たれるタイム感は、地球の鼓動、宇宙のリズムに呼応しそして共鳴する。
彼が存在する空間には揺らぎが生まれる。
音像の背後、そして音と音の隙間の静寂な空間に…
一瞬で過ぎゆく彼のパフォーマンスを目の当たりにした時、あまりに速い時間の流れにこれは何かの間違いかと戸惑い、己の脳に疑念を持つ。
彼が創りだす特異な空間に
時は一様に進むという時間の概念を覆され絶句する。
毎回体現するこの事実に、これは己の錯覚ではないと驚愕する自分がそこにいる。
揺らぎの空間とは異次元に繋がる扉の入り口なのか。
そこに人々を誘う(いざなう)ため天がこの男を遣わしたとすれば、
その摩訶不思議な謎を解き明かすと決めた我々の本能は、彼から離れることなど到底できないのだ。
感情以外の何かの具現化。
我々の、宇宙に繋がる超意識に彼は語りかけ、そして揺り動かす。
氷上に繰り広げられる
人智を越えた神域。
彼が地球に存在する意義がそこにはある。
ブログ前編には、彼のいつか訪れるかもしれない未来のことも✨
気が向いたらお立ち寄り下さい。
それではまた来週💜