こんにちは☀️塾長をしております慶應医学部5年の小笠原です。
今日は国際医療福祉大学を受けるメリット・デメリットというテーマでお話しさせていただきます。
国際医療福祉大学の入試結果は以下のとおりです。
https://narita.iuhw.ac.jp/topics/pdf/admission2024.pdf
2024年度は物理が難化した影響で男女比は1:1となりました。
また数学は中途半端な難易度がかえって差を生んでいます。
来年度から数学の配点が150点→200点に変更となっていることからも、
数学である程度差をつけたいということがわかります。
国際医療福祉大学医学部の一次試験の2025年の
一次試験日は1/22(水)合格発表日は1/26(日)と非常に早い時期に入試が行われます。
ここで一次試験合格🌸をもらえると以降の入試がスムーズにいくということが多いようです。
実際に国際医療福祉大学の一次試験に合格した生徒さんの最終的進学先は、
国際医療福祉にそのまま進学した1名を除くと、
横浜市立大学医学部、新潟大学医学部、東京慈恵会医科大学医学部、日本医科大学医学部とかなり良い結果となっています。
一方で国際医療福祉の一次試験に不合格となってしまうとメンタル的なダメージは大きいようで、模擬試験で慶應医学部や慈恵医大の判定が良くても、以降全部不合格となってしまう方もいらっしゃいました....
またなんとか持ち直して金沢大学医学類、山形大学医学部などの国公立前期試験や慈恵医大に合格しても、それまでの試験ではメンタルが回復するのが間に合わず苦戦を強いられるというケースも多かったです。
以上の話を踏まえた上で、今一度
自分が国際医療福祉大学を受けるメリット・デメリットについて整理してみましょう✏️
◆国際医療福祉大学医学部を受けるメリット
①学費および特待制度
やはり最大のメリットのうちの1つは学費と言えるでしょう。
6年間で卒業すれば授業料の総額は1850万円と、私立大学で1番安いようです。
学費で受験校が限られる場合には、受験機会を増やすという意味で受験すると良いかもしれません。
また特待制度も充実しています。45名もの特待生が出る大学は国福の他にないでしょう。
実際に入学者に特待生が毎年数名はいるみたいで、特待制度は実際に機能しているようです。
②USMLE対策など
英語で授業をしたりUSMLEの対策をしたりしてくれるようです。
特にUSMLEでは一定の成果をあげていると在校生より聞いています。
③東京へのアクセスの良さ
◆国際医療福祉大学医学部を受けるデメリット
①落ちてしまった時にショックを受けること
上述の通り成績優秀者が何かの間違いで落ちてしまった場合、かなりのメンタル的ダメージを負うようです。
また成績的にはチャレンジ受験の方でも、試験が全てマーク形式であることから、
もしかしたら受かってるかも?と期待してしまい、結果をみて落ち込むということも多いです。
過去の受験の失敗の主たる原因がメンタルである場合は受験しない方が良いかもしれません。
②入学することになった場合
そもそも私立大学医学部に何を求めるかにもよると思いますが、
私自身が考える私立大学医学部から得られるメリットとして考えるのは主に
・各分野で活躍しているOBがいること
・関連病院が多いこと(さらにその中での要職を自大学出身者が占めていること)
上記の2点です。
なんとなくこの2点が不安で休学→他大学を再受験という方も
実際に過去の生徒さんでいらっしゃいました。
また学費そのものは安い方かもしれませんが、
成田で学生生活となると学年が上がれば一人暮らしをしなければいけなくなったり、
部活動や関連施設での実習などで車が必要となってくる可能性も考えると、
都内の実家からより学費の高い大学に通学する場合と、費用は変わらないかもしれません。
いかがだったでしょうか。
今回は国際医療福祉大学医学部を受験するメリット・デメリットについてお話しさせていただきました。
実際に受験するかどうかを決定するのは半年以上先のことだと思いますが、決定する際の参考にしていただければ幸いです。
個人的にはやはりデメリットの①であげたようなメンタル面の問題が気になります。
受験する場合には2017年〜2024年度までの過去問を2周し、万全の対策をして受けるようにしましょう✏️
やはり易しくないので、過去問演習を怠ると模擬試験の判定如何に関わらず落ちます。
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