ファッションチェック! 番外・黒川紀章編
世界的建築家の黒川紀章氏が12日、心不全のため74歳で亡くなった。黒川氏と言えば、最近では東京都知事選と参議院選挙に出馬したことで注目を集めたが、死後、同氏に対する感想はネットでは随分変わってきている。.......... ≪続きを読む≫
こんにちは。プライムイメージの山川です。
先週の日曜日、『いつみても波乱万丈』(日本テレビ系)で、
急逝した建築家の黒川紀章さん出演の回が、
追悼番組として放映されていました。
都知事選に出馬して以来、独特の存在感をみせつけていた黒川さん。
テレビなどで拝見する機会も増えましたが、
その装いには相当なこだわりを感じました。
着ているスーツは、100万円とも150万円ともいわれていました。
選挙活動のとき、黒川さんを実際に見た母は、
「確かに高そうなスーツを着ていた」とコメントしていました。
その光沢感が高級そうだったとか。
実物の黒川さんは、小柄で細身の方のようですが、
そうした体形でも貧弱に見せない、
計算されたラインのスーツをいつも着ていらっしゃいました。
ジャケットのVゾーンは深くなく、浅め。
襟元の開きはワイドにして、ネクタイの結び目は大きめに。
これらは、ちょっと実際より、大きく、太く見せるセレクトです。
白い襟にペンシルストライプの身頃と、
流行中のクレリック・シャツを着るときも、
襟だけ浮いて見えない、こなれた着こなしをされていました。
この日、見ていて気になったのが、肩から袖のラインの動き。
腕を動かすたびに、スーツの上腕部の“アキ”があることがわかります。
これは、スーツの袖の太さに対し、実際の腕の細さの差が大きいということ。
肩パッドで肩幅をしっかり作り、そこで貧弱さを感じさせない、
全体のバランスをとっているからなのでしょうね。
毎日、睡眠は3時間が続き、点滴を打ちながらの選挙活動だったといいます。
細い体がさらに痩せてしまっていたのでしょうか……。
ちょっと専門的なことばかりを書き連ねてしまいましたが、
とても装いが参考になる方でした。
ご冥福をお祈りいたします。