ニューアルバム発表に向けて精力的にレコーディングを行ない、無料作品となるミックステープを2作品同時リリースするとも宣言している人気R&Bシンガーのトレイ・ソングス(Trey Songz)が、今度は27歳の誕生日となる11月28日に新作EPをリリースすると発表した。 ニューアルバムに先駆けて、11月1日にミックステープ“#Lemmeholdatbeat2”と“Anticipation II”を同時発表すると宣言しているトレイだが、その月末に迎える自身の誕生日にも、5曲入りのEP“Inevitable!”をリリースするという。無料作品となるミックステープとは異なり、こちらは店頭やデジタル・ストアに並ぶ正規の‘商業作品’となり、ニューアルバム“Chapter V”の予告編的内容となる。これで来月は合計で3作品も発表することとなり、ニューアルバムのリリースへ向けて一気に勢いを加速させる目論みのようだ。 また、アパレルブランドRocawearが発表する新フレグランス「Evolution」のモデルを務めているトレイは、コマーシャル映像で女性とのセクシーな絡みを見せており、こちらも話題を呼んでいる。(japanhiphop.org)
来年2月の出産を控え、産休に入るまでに精力的に活動を続けているビヨンセ(Beyonce)だが、ミュージックビデオやダンスの振り付けに対し、続けて盗作騒ぎが持ち上がっている。 今年発表した“4”からは、5月に開催されたBillboard Music Awards 2011での“Run The World”のパフォーマンスについて、日本人クリエイター/パフォーマンス・チーム KAGEMUのパフォーマンスの盗作であるという疑惑が浮上。それに続いて、8月に公開された“1+1”のミュージックビデオでは、フランスの映画監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾー(Henri-Georges Clouzot)の未完映画“L'enfer”の盗用だと指摘を受けた。この映画は1964年に撮影されるも未完のままとなっていたが、2009年にドキュメンタリーの形で各国際映画祭などで公開された。ラメのようなものを肌に塗りきらきらと反射する光の演出や水を使った演出など、酷似するシーンがある。この“1+1”のミュージックビデオは、ビヨンセ自身が監督に関わったもの。 さらに、先日公開されたばかりの“Countdown”でも問題が発生。ベルギーの振り付け師で現代ダンス団体ローザスの芸術監督を務めるアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル(Anne Teresa De Keersmaeker)が振り付けを‘盗まれた’として糾弾。アンヌ・テレサが振り付けを担当した『ローザス・ダンス・ローザス』(1983年公開) と“Achterland”(1990年公開)のふたつの映画と酷似するものがあるとして、自身の劇団のウェブサイトにてコメントを発表した。 彼女は、「ビヨンセ、もしくはビデオ監督のエイドリア・ペティ(Adria Petty)は明らかに、映画の中における不可欠なシーンから多く略奪している。怒っているのか、それとも名誉と感じているのかと尋ねられるけど、どちらでもない。別の面では、『ローザス・ダンス・ローザス』が大多数のオーディエンスに知られることになったのは喜ばしいとは思う。ダンスの世界では80年代から人気だったけどね。それにビヨンセは最悪の模倣者というわけではない。彼女は歌えるし、踊りも上手だから。とはいえ、彼女のチームがまったく知らずにやったとは思えない」と綴り、「怒ってはいない。だけどこれは盗作なの」とはっきり糾弾している。 この騒動に対し、ビヨンセは「確かに『ローザス・ダンス・ローザス』は参考にし、インスピレーション元となった中のひとつ」としながら、「オードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)の映画『パリの恋人』(原題“Funny Face”)へのトリビュートでもあるし、60年代や70年代、ブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)やアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)、ツイッギー(Twiggy)やダイアナ・ロス(Diana Ross)が最大のインスピレーション」と、あくまで盗用ではない旨を説明する声明を発表した。同様に、“Countdown”を監督したエイドリア・ペティも、「ほとんどはドイツの現代ダンスの踊りを参考にしたもの。信じるか信じないかはあなた次第」と盗作疑惑を否定している。(japanhiphop.org)
ファンの署名運動も実って最新作“Lasers”が発売され、まずまずの結果を残したラッパーのルーペ・フィアスコ(Lupe Fiasco)が、ウォール街で継続されているデモ活動「ウォール街を占拠せよ」に協力。ファン団体Fiasco Street Teamを通じてサポートを行なっている。 主に経済格差縮小を訴えるデモ活動としてスタートしたこのウォール街デモについて、ルーペはTwitterを通じて盛んに支援を呼びかけ、自らもデモ参加者が占拠するズコッティ公園に駆けつけた。またファンによる団体Fiasco Street Teamは、このデモ活動のキャッチフレーズ“Occupy Wall Street"をプリントしたTシャツを販売。その収益をデモ参加者のサポートに使うという運動が展開されている。 一方、ルーペ・フィアスコは本業の音楽方面でも動き出しており、Examiner紙の取材にサウンド・クラッシュ(Sound Clash)というDJユニットを結成したとコメント。早ければ10月末のハロウィンにもこのユニットでのシン グルを発表する予定で、またルーペ・フィアスコ名義でのミックステープ・アルバムも年内には出したいと望んでいるとか。さらにこのミックステープがソロ新作への予告編という形になることも希望しているというが、ルーペのリリース・スケジュールはこれまでとにかく予定変更が多かっただけに、実際に世に出るまでは未確認情報として受け止めておいたほうがよさそうだ。(japanhiphop.org)