櫻
東京都の桜は、随分散って参りました
皆さんの所では如何でしょうか
ふと、「桜」という漢字を眺めていて
確かに何と無く桜らしい形ではありますが
如何してこのような形になったのか気になったので
調べてみました
「桜」という字は旧字では「櫻」と書き、
和製漢字ではなく中国から輸入された漢字です。
漢字には象形文字、指示文字、会意文字、形声文字等がありますが
「櫻」は形声文字で、
「木編」と「嬰(エイ)」を組み合わせた文字です。
「嬰」は「貝飾りを首にまとった女」を意味するらしく、
「櫻」は「貝飾りのような実を付けるユスラウメ」を意味しているそうです。
つまり元々「櫻」はサクラを意味せず
ユスラウメという木を意味しているという事です。
因みに「サクラ」ですが、
この語源には諸説有るようです。
「咲く」に複数を意味する「ら」を加えたという説。
古事記に登場する「木花開耶姫(このはなさくやひめ)」の「さくや」が転化したという説。
春にやって来る稲(さ)の神霊が憑依する座(くら)だから「さ+くら」という説。
他にもまだ色々な説があるようです。
昔は桜の咲き方でその年の天候や作柄を判断し、農作物の出来を占ったのだそうです。
庶民は桜の樹の下に集って占い、占い結果を評議したそうで、
それが花見の原点だという説もあります。
農家ではない私達も、
食事の大切さや豊かな土壌の未来を考えさせられる事が沢山有ります。
吉田 千紘

