その封筒の中には、「暇山 尽 殿 そなたを有名画家の 野間口 駿介様の美術館開館記念のパーティーにご招待いたします。」 と書かれている。 うひひ。俺もそこまで偉くなっちゃったのか。「殿」だってよ。
ハハ。・・・ん? 「追伸」と書いてある。これまためんどくさそうな雰囲気だ。
「連続強盗犯の予告あり。是非ご協力いただきたい。」 だと。なぁ~んだ。結局は俺無しじゃ解決できないってワケか。日時は3日後の午後3時、シャインパレス緑坂「乱華の間」にてご集合ください。
・・・めんでぇ~。めんどくせぇ~。休日ぐらいゆっくり休ませろってんだ。あ、いつも休みみたいなもんか。
さぁ、どうしよう。僕は考えた。考えに考えた。何をかって?行こうか行かないかだ。でもまあ、半年ぶりにやってきたチャンスだ。一応行ってやらねば。嗚呼、とてつもなく暇だ。こんなときはお隣さんのお宅にお邪魔しよう。
・・・・・・ピンポーン。 誰も出ない。あれ?あいつニートの筈なのに。 もう一回ピンポーン。
・・・・・・誰も出ない。ドアを引っ張ってみるか。お、カギ開いてるジャン。早速中に入ってみる。
・・・・・・あらら、こりゃ大変だ。まだ冬だってのに、ハエがたかってやがる。何か起きたのか?
あってはならないもの、発見。
遺体だ。
「オイ!大丈夫か!」 遺体と分かっていても、叫んでみた。勿論、返事は来るわけが無い。
はて、困った。パーティーにも行きたいし、コイツも解決しなきゃ。
・・・なんとしても、コイツを今日中に解決してやる。
めんどいなぁ。こうもイッペンに重なるとは。