甲子園で負けてからは、特に何事も無く時が過ぎていった。ちなみに、学校の成績は片桐、幸助は学年でトップクラスだった。そして、いよいよ3年生になった。この年も進入部員が10人来た。
まずは実力を、見るために幸助の投げる棒球を何球打てるかを見た。
・・・・・・センスが良い。10人中8人が8球、残りの2人も6球は打っていた。そこで監督は、「ある程度の実力を夏までにつけていたらもしかしたら甲子園にスタメンで出場できるかもしれんぞ!皆頑張れ!」とエールを送った。これは、2年生、3年生にもやる気を出させるきっかけとなった。
結局、夏の甲子園にスタメンで出場できる1年生は1人だけだった。
そして、いよいよ甲子園関東予選が始まった。始まる前日に、幸助と英雄は甲子園で戦うことを誓った。
・・・・・・千川高校は順調だった。幸助のナイスピッチングのお陰で決勝戦を突破し、明和第一高校も英雄の
ホームランの連続のお陰で危なげなく決勝を突破した。
そしてトーナメント表が配られ、千川高校と明和第一高校は順調に勝ち進んでいけば準決勝であたることが
分かった。そして、とうとう甲子園が開幕した。両校とも準々決勝を突破し、対決が決まった。
試合は3日後。とうとう、念願の対決の時がやってきた・・・・・・
第10章 完