雑穀(ヒエとかアワとかキビとか…)の栽培技術を学びたくて、宮崎県椎葉(しいば)村に行ってきましたよ。
雑穀オーナー制度というのを利用して、イベントに参加する形で、年4回通います。

娘と2人で自動車で行きました。

山奥の作業場についたら、
入り口に「地道に汗を流せば努力は報われる」とか大きいゴシックで書いてあるし、
やる気満々で大丈夫かな?と不安になりました。


トイレの落書きまでやる気満々。

でも、実際は、けっこう緩いというか、優しい感じで良かったです。
山好きです。

ここの農業のいいところは、作業前に、山の神様にお祈りを上げるところです。
そういった雰囲気が魅力で、移住された人たちも多くいらっしゃるようです。
その日一緒に作業された人たちの中には、椎葉村にやって来てから結婚されたカップルが2組もいました。
良いところなのですね。

畑で作業中、転びそうになって手をついた娘は、少しだけケガをしてお休み。

汗を流した後のお昼ご飯は美味しい。

ご飯に混ざりものがあるとあまり食べない娘ですが、キビとアワの入ったものはよく食べました。
でも、他のもの…よもぎの入ったもの、ヒエの入ったもの…は食べませんでした。

お昼ご飯の後、民宿をやってらっしゃるお家で、94歳…だったかな?のおばあちゃんのお話を伺いに行きました。


おばあちゃんのお話は興味深いものでした。
「士農工商」の「し」の意味を知っているか?と聴衆に聞くおばあちゃん。
近くにいる人が「武士」と答えたのですが
おばあちゃん、「しは天皇さまだ。天皇さまも農民なしには生きられないということだ」と教えてくださった。
この解釈はおばあちゃん個人のものなのか?
その頃の時代かその地域は、結構そういう解釈だったのか?

もう一つ面白いのは、
漬物の作り方。
漬物を押す押しぶたは、
牛や馬の堆肥の上にしばらく置いて、蓋に菌がついて、
それで漬物を発酵させるんだそうです。
清潔になった今の世に生まれた私には目から鱗のアンビリバボーなお話。
それ大丈夫なのかな。
健康に良さそうで、一方で危険そうで、

まあ、糞の上に蓋を直接置くわけでなくて、「堆肥」…ある程度熟成された上に置くのだろう。
そういう生活してれば、免疫力もついて、アレルギーとかも無くて良さそう。


質問をなんでもして良いそうだったけれど、その時は、あんまり何を質問すれば良いか思いつきませんでした。
帰ってから
「作物の売り先は?」といった生計のこと
「マムシはおらんですか?」と、自分たちの農業環境との違い、
とか確認すれば良かった、
と思っています。

次回は、また別の方のお話をお伺いできるそうなので、その時出来たら聞いてみます。

宮崎県椎葉村での雑穀のお勉強は1日。その前後に泊まったのは、宮崎県五ヶ瀬町のキャンプ場のバンガローでした。
景色が良かったです。




娘との楽しい旅行になりました。




行きは高速道路。帰りはフェリー。
熊本の地まで威容を輝かす雲仙に向かって帰ります。