スカウティングの目的は「社会貢献」であり、その目標は「社会に貢献できる青年の育成」です。
ローバーはその最終部門であり、スカウティングの仕上げです。
そのヒントになる話を毎回隊集会で話しています。今月のテーマは「読書」です。
新型コロナウィルス第五波も徐々に下降し、気候もやっと秋らしくなってきました。しかしながらまだまだ予断を許さない状況なので、今回は読書の秋をお勧めします。
スカウティングの創始者B-Pは著書ローバーリングトウサクセスの中でも読書の重要性を挙げています。
「君の身のまわりにある書物によって、君は不思議な力を得られる。遠く離れた土地を旅行したり、異なった時代の歴史にひたったり、科学の脅威を存分に見渡したり、おもしろい物語を楽しんだり、詩の中に美を見出したりできる。書物は人間が持つことができる最良の友である。」
ひまつぶしや気分転換のための読書も愉しいし、探求のための読書も魅力的です。同書の中で次のようなアドバイスがあります。
「反すうするためや打算のために読書してはいけない。そのまま信じ込んだり、当然と思ってはいけない。
書物は分別をつけるため、考えるために読むものである。書物には味わうものも、そのまま吸収すべき本も、よくかみしめて消化しなければならない本もある。」
「読書は充実した人を作り、会議は間に合う人を作り、執筆は精確な人を作る。」
「私は読んだり聞いたりしたことの中でためになるものをその日の日記にノートすることが大変役に立つことを発見した。」
つまりうわっつら読みではなく、読みながら研究するということです。書いてあることと今までの経験や他の人の意見を比較しながら、今の自分に何が必要か考えながら読むことが大切です。それを理解していれば、漫画や絵本などでも十分感動することができるでしょう。実際私も漫画が大好きですが「ワンピース」「あひるの空」などは今でも何度も読み返し、新たな発見ができます。
大切なことは、周りを見るということです。視野を広げ、現場に立ち、自分の考えをその都度見直すことです。
ローバーリングトウサクセスは「君たちが乗り上げそうな暗礁」として馬(ギャンブル)、酒、女、郭公といかさま師の章に分けて、わかりやすく解説しています。
読書の秋にぜひ読んでみてください。
みなさんがお勧めする本もぜひ教えてください。
スカウティングの本質は「人の役に立つこと」であり、
スカウティングの真髄は「(物事を)やり続けること」です。
Paddle your own canoe