スカウティングの目的は「社会貢献」であり、その目標は「社会に貢献できる青年の育成」です。
ローバーはその最終部門であり、スカウティングの仕上げです。
そのヒントになる話を毎回隊集会で話しています。
今月のテーマは「思いを形にする力」です。
このテーマは私がローバー隊長として言い続けていることです。
それはスカウティングの目標を達成するために、とても大切なことです。
思うことは自由ですが、そのすべてを実現することができる人は多くはありません。
だからこそそれを難しいと考え、あきらめてしまうことも多いと思います。
今回は思いを形にする方法を考えてみましょう。
①達成しやすいものから始める
まずは期間の短い単発のものから始めてみましょう。例えば仲間との飲み会の幹事でもいいで
すが、みんなが楽しかったと言ってくれる飲み会を企画するのは決して簡単ではないことがわ
かるはずです。
②定期的に実行する
基礎力を高めるために、毎日(または毎週)続けることを決めて実行してください。
③お金を貯める
現実としてお金の代わりになるものはないことを受け止めること。ローバーのプロジェクトの
ための積立金の実施もこれを基本に始められています。
④仲間を集める
当然一人ではできないことも多く存在します。そのために目的や目標や志の同じ仲間を集める
必要がありますが、そのために上記3点が重要であることがわかるはずです。
⑤達成するまで続ける
このためには強い意志が必要です。モチベーションを高めるためにも理解者がいてくれること
が心強く感じるでしょう。
ボーイスカウトの始まりは創始者B-Pによる1907年のブラウンシー島でのキャンプですが、このキャンプこそ「思いを形する力」を象徴するものです。野外で快適な生活をするために、屋根を作り、寝る場所を整え、住居を構えることは決して簡単ではありません。テントやタープ、ガソリンコンロなどの製品が実用化されたのも、ボーイスカウトの発展によるキャンプブームの賜物ですし、その製品開発においても「思いを形にする力」の精神が大いに発揮されたと言えるでしょう。成長することが「生きる力」になります。
次回は大リーガーの大谷翔平選手の成功で有名になった「マンダラチャート」を紹介する予定です。
スカウティングの本質は「人の役に立つこと」であり、
スカウティングの真髄は「(物事を)やり続けること」です。
Paddle your own canoe