スカウティングの目的は「社会貢献」でありその目標は「自分で考えて行動できる青年の育成」です。ローバーはその最終部門であり、スカウティングの仕上げです。
そのヒントになる話を毎回隊集会で話しています。
今月のテーマは「続やり続けること」です。
先月の概要:絶対に成功する方法とは?~それは「成功するまで挑戦し続けること」
B-Pのメッセージ
続けるために気を楽にするための3つの言葉
(目に見えない物/本当にしなければならないこと/速さより早さ)
昨日GATC25期100㎞移動ハイクの見学に行ってきました。
栃木県那須野営場までの100㎞の行程を1泊2日で走破する計画です。
1日目40㎞2日目60㎞という配分でしたが、初日ですでに疲労困憊だったとのこと。
両足に豆ができてつぶれ、両足をはじめあちこちが筋肉痛。
そのため2日目のスタートからペースが遅れ、タイムオーバーにより80㎞地点でCチームがリタイア。
Bチームも90㎞地点でリタイアしました。
3つのチームの中では比較的準備が万端だったAチームも、
90㎞時点でタイムリミットギリギリの状況でした。
隊長は続けるかどうかの判断をスカウトに託しました。
もちろん空腹や眠気などはあるものの一番の苦痛は足の痛みです。
とにかく痛くてもう歩きたくない。でもこのままあきらめるのも悔しい。
チームで相談した結果は、一番疲労の大きいスカウトをフォローしながらゴールを目指すことでした。
見るからにフラフラで、まっすぐ歩くこともできない。
しかし一歩ずつ確実に前進する姿はむしろ頼もしく感じました。
結果は見事に完歩。通常2時間の残りの10㎞を3時間超え。
18時到着予定のところ、22時を過ぎていました。
ゴールして座った後は、トイレに立ち上がることさえ困難な状態でした。
人生は選択の繰り返しです。
今回のように、やめたいけどやめたくないと迷うことは、決して珍しいことではありません。
だからこそ選択に迷ってしまうことが多いのでしょう。
そのときに人は過去の経験を振り返ると思います。
今回の選択の理由は、チームとして考えたという状況が大きいはず。
加えて極限の状態まで自分を追い込んだ中での決断は、何物にも代えがたい経験です。
また今回は指導者のサポートが手厚かったことも、スカウトは安心できたことでしょう。
そして次回はもっと足が痛くならないような工夫が準備段階で可能だと考えます。
考え方のポイントを整理してみてください。
スカウティングの本質は「人の役に立つこと」であり、
スカウティングの真髄は「(物事を)やり続けること」です。
Paddle your own canoe