前置きとして、私達には特別な能力も何もないことを書いておきます。
でもあまりに色々と重なってしまったので、私、呪われてるのかも…と地蔵に話したりはしていましたが。
全て偶然です。多分。
付き合って数年。
地蔵も都内で働き始め、私達も相変わらず休日に会ったりして穏やかに楽しく過ごしていました。
そして、忘れもしない二十数回目の私の誕生日。
友達がパーティー開いてくれて、ベロンベロンに酔って地蔵のマンションへ直行しました。
酔いすぎて壁にガンガンぶつかっていたら、ソワソワした地蔵が
「来週末暇?暇だよな?オカンくるから一緒に食事な。」
と衝撃の一言。
一気に酔いが醒めました。
この件に関してはまた後日書きます。
とにかく、そこから結婚への階段を上り始めたわけです。
そして、同郷の私達は年末年始にお互いの実家へ挨拶に行こうということになりました。
まぁ同じ市内なんですけどねw
年末に地蔵のご実家へ挨拶に行き。
年始に地蔵がうちへ来る予定だった日。
「娘さんをください」あるかなーと母と料理なんかを作って準備してました。
そしたら、突然私の祖父が亡くなりました。
もともと脳梗塞を何回か繰り返していて、左半身が動かず寝たきりの祖父。
母が家でキレイに上手に介護していたのですが、急に容態が悪化して、地蔵の訪問は延期に。
そして結婚も、喪が明ける来年まで持ち越しになりました。
まずはしっかり祖父を送り、東京に戻って同棲を始め、今まで通り過ごしていました。
年が明け、式は5月に挙げることにし、先にお日柄のいい日を選んで籍を入れることにしました。
それが3月3日。無事に籍を入れ、仕事の合間をぬって苗字変更の手続きなどしてワタワタしていた頃。
仕事中に大きな揺れが。
そう、東日本大震災。
私の地元は津波の被害はありませんでしたが、三日間ほど停電していて、その影響もあって自宅療養していた母方の祖父が体温低下により亡くなりました。
また、被災地に地蔵の叔母家族がいたこと、被災地に住んでいる招待客がいたこと、警察や自衛隊の友人が現地に派遣されていたこともあり、結婚式を秋に延期することにしました。
そして迎えた結婚式も無事に終わり。
翌日、私は関東から来てくれていた友人を車で案内していました。
そこへ地蔵から電話。
「おじいちゃんが亡くなった」
と。
え??
昨日の結婚式元気だったのに?
お酒注いで回って笑ってたのに?
ピンピンしてたのに?
原因は、昼過ぎにお風呂に入ろうとした時に、湯船で心筋梗塞かヒートショックを起こしたことでした。
結婚式の一週間後にはお葬式。
祝電を整理する間も無く、弔電がたくさんきました。
2週間後に予定してた新婚旅行も、喪が明けるまで延期になりました。
さすがにこれだけ重なると、私も怖くなってしまい、自分を疫病神なんじゃ…と思ったりもしました。
地蔵や地蔵のご家族が笑い飛ばしてくれましたが。
そして子供が産まれる時には、つい「次は誰が…」と考えてしまったり。
でも子供に関しては二人とも何も起こらずホッとしました。
今は平和です。
呪いは解けたのかな…だといいな…




