金子みすゞが好きです。
山口にある
記念館には何度も足を運びました。
これからも
何度でも訪れるでしょう。
みすゞの詩は
時代が変わっても
変わらない
大切なものに
気づかされます。
露 金子みすゞ
だれにも言わずにおきましょう。
朝のお庭のすみっこで、
花がほろりと泣いたこと。
もしも噂がひろがって
蜂のお耳へはいったら、
わるいことでもしたように、
蜜をかえしに行くでしょう。
詩に込められた言葉が
読む人にあたたかく響き、
自分を見つめなおす事ができるのが
みすゞの詩の魅力です。
素朴でありながら
いつまでも余韻を残せる詩は
私を虜にしました